ヨーロッパはクリスマス・シーズンが面白い!
エスカラードって何?
1602年12月11日、ジュネーブはサボイ公の軍(今で言えばフランス軍)2000人に夜討ちをかけられた。寝巻姿同然のジュネーブ市民はプロの兵士に敢然と立ち向かい、必死の攻防の末ジュネーブを死守したのであった。メデタシ、メデタシ・・・。
だから今でもジュネーブの人達は、この日を街が誇る記念日として大切にしているのです。
ここで言うジュネーブとは城壁の中、現在の旧市街をさしており、エスカラードの日は中世の衣装を身に着けた市民が行き来してます。
古い街角で甲冑をつけた一段とすれ違ったり、ロングドレスの女性に会ったりすると、まるで自分が中世にタイムスリップしたような錯覚を覚えます。
火縄銃や槍の実技演習もあって迫力満点! 手焼きサブレや焼き栗を食べながら古き良き時代のジュネーブを満喫しましょう。
そうそう、よじのぼって来る兵士に煮込んでいたスープ鍋を投げつけて侵入をふせいだ婦人を偲ぶスペシャルスープも忘れないで味わって下さいね。*開催日は11日に近い週末が多い。