ヴィリニュスの新スポット「MOミュージアム」 ソ連時代の重要な現代アート5000点あまりを収蔵

2018年10月29日 掲載

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ヴィリニュスの新名所として誕生した「MOミュージアム」があるのは、ヴィリニュス旧市街の中心部から徒歩5分ほどの広場。ベルリンにある「ユダヤは博物館」などの設計で知られるポーランド系アメリカ人の建築家ダニエル・リベスキンド氏が設計した、3,100平方メートルの広々とした建物で、2つの展示ホールを有するほか、彫刻庭園、レストランやショップが併設されている。


vilnus mo museum

画像提供:リトアニア政府観光局



ミュージアムのコレクションは、絵画、図画、版画、彫刻、写真、ビデオ作品など、創設者夫妻が所有する現代アート約5,000点。いずれもソ連統治時代の重要なコレクションの数々だが、当時は思想的に受け入れられず、主要な美術館で展示されることはなかった作品だという。ミュージアムに常設展はなく、年に4~6回のペースで展示品が入れ替えられていく。初回は「All Art Is Us」をテーマに、リトアニアのアイデンティティに焦点を当てたコレクションのハイライトが紹介されている。

MOミュージアムの建設とコレクションに夫妻は約2,000万ユーロを費やしたが、彼らはそれを皆への贈り物のように考えており、ミュージアムが単なるアート鑑賞の場としてだけでなく、人と会う場所であったり、憩いの場であってほしいと願っている。

MO museum

オープン

2018年10月18日

住所

Pylimo g. 17, 01144 Vilnius

ウェブサイト

http://www.mo.lt

情報提供:リトアニア政府観光局


(写真はイメージです)

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