スペイン屈指のプライベートアートコレクションを誇る「リリア宮殿」が一般公開

2019年10月09日 掲載

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マドリードにある「リリア宮殿」は、1767年から1785年にかけて建造されたアルバ公爵の宮殿。スペイン屈指の優れたプライベートアートコレクションを誇り、現在、絵画や彫刻からタペストリー、家具などの調度品、さらには版画や文書、書籍に至るまで、装飾芸術の大作が公開されている。


2019年9月に公開が始まった「リリア宮殿」
(配信元:Fundacion Casa de Alba/YouTube)



リリア宮殿は、フランスの建築家ルイ・ギルバートが着手し、スペインのベンチュラ・ロドリゲスが頂点へと磨き上げたネオクラシック様式のモニュメントで、マドリードで唯一の居住宮殿。ここでボッケリーニやチャイコフスキー、シュトラウスなど、錚々たる作曲家が楽曲に取り組んだ。

現在、公開されているのは12室。宮殿内の見学は30分毎に、1回20名のグループで行われ、歴史上の人物や音楽との対話が随所で楽しめるように構成されている。

El Palacio de Liria abrirá sus puertas al público en septiembre

料金

EUR 14.00(オーディオガイド付き)

所要時間

65分

休館日

1月1日、1月6日、12月24日、12月25日

ウェブサイト

https://www.palaciodeliria.com 

情報提供:スペイン政府観光局


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