アリタリア航空、2020年8月中旬に羽田/ローマ線就航
2020年8月の就航が発表されていた本路線は、各国の水際対策の状況に応じイタリア発が9月3日、日本発折り返し便が9月5日就航に延期となりました。
便名 区間 出発時間 到着時間 機材 運航日 運航開始
AZ792 ローマ/羽田 16:10 11:35(到着翌朝) A330-200 月木土 8/17~
AZ793 羽田/ローマ 13:35 19:35(到着同日) A330-200 月水土 8/19~
当面の間は週3便体制での運航となり、機内でのソーシャル・ディスタンスを守るため搭乗人数を制限。また、航空機は殺菌効果の強い消毒液で毎日消毒され、機内はHEPAエアフィルターと垂直循環の空調により、殺菌された手術室と同じように99.7%の新鮮な空気がキープされる。
日本でもイタリアでも、空港内および搭乗時と機内でのフェイス・マスクの着用に加え、4時間ごとのマスク交換が義務付けられている。また、搭乗手続き、ゲートでの搭乗、降機、荷物の受け取り等の際には、最低1メートル間隔のソーシャル・ディスタンスが求められると同時に、空港では体温測定を義務付け。37.5°Cを超える場合は、旅行の停止、もしくは診断書の提出が求められる。体温測定にはサーモスキャナーが使用され、イタリア国内の最終目的地の空港でも実施されている。空港のVIPラウンジはしばらくの間、利用できない。
また、イタリアに入国する際には、搭乗時および到着時のパスポート・セキュリティーチェックの際に、連絡先情報、健康状態や濃厚接触等に関する自己申告書の提出が必要となる。記入用のフォーム(PDF)は、ホームページから事前にダウンロードができる。
今後の運航再開計画
6月よりイタリア国内線から徐々にフライトを再開しているアリタリアーイタリア航空。7月にはニューヨークなどの長距離路線を再開し、日本路線は8月中旬からの再開となる。
8月の運航計画では、イタリア国内20都市、海外32都市、合計52都市、75路線で、週約1.600便(*注2)を予定。これは6月の運航便の2倍、7月の24%増となり、新型コロナウィルスの影響がない段階で計画されていた便数の45%を運航することになる。また、しばらく閉鎖されていたミラノ・リナーテ空港も7月24日からサルデーニャ島線で再開し、8月1日からはイタリア国内線、ヨーロッパ線の運航に利用される。
なお、今回の日本/イタリア間のフライト再開は羽田/ローマ線に限られるが、従来から運航している成田/ローマ線、および成田/ミラノ線も順次再開を検討していく方針だ。
Alitalia Tokyo-Haneda / Rome
就航日 |
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搭乗手続 |
〔羽田〕 第3ターミナル |
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