イタリア国立オリンピック委員会が公式ホスピタリティハウス「カーサイタリア」がオープン
「カーサイタリア」とは、イタリア国立オリンピック委員会が設置する、イタリアや国際的なTVネットワーク、アスリートのためのホスピタリティハウス兼スタジオのこと。 東京オリンピックの開催期間中は、イタリア国際オリンピックチームがその主役である「アズーリ」たちの物語を伝えつつ、アスリートらとともに過ごす。
「カーサイタリア」は、1984年に開催されたオリンピック・ロサンゼルス大会のホスピタリティハウスとして誕生。今日では単なるオリンピックだけでなく、国際的なレベルで認知されたブランドとなっている。ユニークなストーリーテリングを通じ、イタリアの体験を発信。アスリートのホームでもあり、イタリアの歴史を忠実に伝えるべく、大会ごとに進化を続けている。
2016年のリオ大会では、文化の融合をテーマにした「ホリゾンタル」に始まり、2018年の平昌オリンピックでは、様々な文明との出会いにおけるイタリアの視点を表現した「プロスペクトム」を経て、2021年の本大会では「ミラビリア=驚き」をテーマにしたプロジェクトを展開している。
「カーサイタリア」となっている「ミラビリア」とは、1500年から1700年にかけてコレクターたちが収集した珍品を展示する空間「驚異の部屋」に由来。「カーサイタリア」で展示されている「驚き」をテーマとした展示物の数々は、自然やそれを構成するもの、そして日常生活にある「魔法」や「驚き」に直面したときに感じるものである。
Casa Italia
会期 |
2021年7月22日~8月8日 |
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場所 |
高輪・貴賓館(東京都港区高輪3-13-1) |