ブルージュの「メムリンク美術館」が再オープン

2024年07月09日 掲載

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「メムリンク美術館」は、フランダース初期の巨匠ハンス・メムリンクをはじめ、コンテンポラリーアーティストの作品を集めた美術館。12世紀に病院として建造された歴史的にも価値ある建物で、ヨーロッパに現存する病院の建物としては最古の建造物とも言われている。長らく修復工事が行われていたが、2023年12月に再オープンした。


Sint-Janshospitaal

Photos: © Femke den Hollander & © Stad Brugge/Musea Brugge



15世紀にブルージュで活動していたハンス・メムリンクが、当時病院だった聖ヨハネ施療院に作品を寄贈したことに由来する。隣接する教会の「聖ウルスラの遺物箱」は、メムリンクの最高傑作に数えられている。

「聖ヨハネ施療院」として使われていた17世紀当時の薬局や、薬草園も見学可。美術館の屋根裏にある樫木の屋根組が見える美しいホールがあり、2024年秋(予定)にはここにハンス・メムリンクをインタラクティブに楽しめる体験施設が完成する。

Museum Sint-Janshospitaal

URL

https://www.museabrugge.be/bezoek-onze-musea/onze-musea-en-monumenten/sint-janshospitaal

情報提供:株式会社MARKT


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