エールフランス航空、プレミアム・エコノミークラスの名称を刷新
エールフランス航空の新装「プレミアム」キャビンは、すべての長距離路線にて利用可能。現在一部のボーイング777型機とエアバスA350型機に装備され、2024年9月17日から19日にかけてフランス・パリで開催された旅行業界向け展示会「IFTM Top Resa 2024」で公開された。
キャビン内装は、同社のシグネチャーカラーであるネイビーブルーと「プレミアム」のブランドカラーのスカイブルーを基調とし、赤いアクセントマークがあしらわれたヘッドレスト、クッション、ブランケット、ミールトレイ、アメニティキットが、よりエレガントな旅空間を演出している。
また、新しい座席には、シートクッションのアップグレードと、足元に最大97センチメートルのスペースを確保。さらに最大124度のリクライニング角度と調節可能なフットレストが設置されている。さらにタッチパネル操作式の4Kワイドスクリーン(13.3インチ)では、フランスの作品を中心に1,500時間以上のオンデマンド方式のエンターテインメントが楽しめる。さらにUSBポート、Bluetoothも搭載され、手持ちのデバイスをスクリーンにつないでリモコンとして使用も可能。機内Wi-Fiも利用できる。
同社では段階的にキャビンのリニューアルを行っており、2025年末までにおよそ8割の機体に新しい「プレミアム」シートの導入を予定している。
シャンパンサービスから始まる食事は、パリ発便ではミシュラン星付きシェフのフレデリック・シモナンが監修した、季節の食材を使ったメニューを提供。食後のデザートには、シュークリームやパリ・ブレスト、フォンダンショコラなど、フランスで親しまれている定番デザートが用意されている。さらにフライト中の「おやつ」には、プロヴァンス地方で昔ながらの製法で作られているアイスクリームも味わえる。
なお、2025年春にはエールフランスの新ヘッドソムリエのグザヴィエ・チュイザが選定するドリンクメニューを発表予定。フランス産にこだわったワインやビールほか、シャンパンなど、新たなラインアップにも期待したい。
Air France
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