オーシャニアクルーズ、日本とペルーの食文化を融合させたニッケイ料理を提供
オーシャニアクルーズが提供する料理に、ペルーの大胆な味と繊細な日本料理の技術と味が溶け合う12種類の「ニッケイ料理」が加わった。この「ニッケイ料理」は、新鮮な魚介類、爽やかな柑橘類、醤油ベースのソース、スパイシーな香辛料を使用するのが特徴で、その起源は日本からペルーへの移住者が、現地の食材を日本の伝統的なレシピで調理した19世紀末に遡る。

船内のパンアジア料理レストランレッドジンジャー
画像提供:オーシャニアクルーズ
長い歴史を持つ料理伝統とは異なり、伝統を尊重しながらも実験的な要素を積極的に取り入れる柔軟性を兼ね備えた「ニッケイ料理」。その精神は、オーシャニアクルーズの理念と見事に合致しているという。
オーシャニアクルーズでは、これらの新メニューの展開により、ニッケイ料理が乗客により馴染み深いものとなる、と期待している。
新メニューは、20年以上にわたりダイナミックな創作料理を生み出してきたシェフのグスタボ・シュガイ氏が監修。
すでにオーシャニア ビスタでの提供が始まり、今後は2025年7月就航予定の新造船オーシャニア アリューラでも提供される。なお、2026年初頭までには順次、すべての船へと導入が予定されている。

セビーチェ風ロール(左)ニッケイセヴィーチェ(右)
@adrienfoodinparis
レッドジンジャーのニッケイ料理より
- ニッケイセヴィーチェ
コリアンダーとごま油を効かせたレチェ・デ・ティーグレで、やさしく和えたマグロのマリネ。赤唐辛子でペルーらしさが加味されている。 - 牛ショートリブのペルースタイル
旨味たっぷりの柔らかショートリブに、香ばしいロモサルタードソースと味噌風味のサツマイモのなめらかムースリーヌを添えたもの。斬新な中にもうまみがたっぷり詰まっている。 - ニッケイ土鍋ご飯
完璧な炊きあがりのボンバ米に、ホタテのみそ焼きをトッピング。仕上げのチャラキータソースで柑橘系のさっぱり感とピリ辛の絶妙なバランスに。 - ソフトシェルクラブ天ぷらの蒸しパン包み
軽く揚げたソフトシェルクラブをふわふわの蒸しパンにはさみ、ニッケイスタイルのパンチが効いたサルサ(ソース)が上からかけられている。 - チキンアンティクーチョ
ペルーの屋台料理を洗練させた料理。ジューシーなチキンの串焼きに、クリーミーでスパイシーなワンカイーナソースが添えられている。 - トレスレチェキューブ
中南米で人気のデザートを現代風にアレンジ。3種類の牛乳に浸した四角いスポンジケーキが、口の中でとろける。 - 柚子チーズケーキ
柚子タルトに、とろりとしたマンゴーとパッションフルーツのクーリ。爽やかな香りのフレッシュバジルがトッピングされている。

ニッケイ土鍋ご飯
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チキンアンティクーチョ(左)とトレスレチェキューブ(右)
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Oceania Cruises
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