イタリア地震による観光情報
5月20日に続き、29日にもエミリア・ロマーニャ州で地震が発生しましたが、同州及びイタリア全土の交通機関は飛行機、高速道路、鉄道とも一部徐行運転や遅れがあるものの、通常通り運行しています。
被害の大きかった震源地近くのサンタゴスティーノ村(フェッラーラから22キロ)やミランドラ村(モデナから31キロ)は日本人観光客がほとんど行かない所ですが、近隣のフェッラーラやモデナなどの観光都市でも、建物の安全点検などの理由で名所や博物館などが一部閉鎖されていますので、両都市を訪問される方はご注意ください。
フェッラーラ、およびモデナ市が発表した観光に関する最新情報は下記の通りです。(2012年5月31日現在)
フェッラーラ
◆ 観光施設
29日より全博物館を閉鎖して安全確認を行っておりますが、確認の済んだ下記の博物館は開館します。
① 国立考古学博物館
② 国立ユダヤ・博物館と臨時展覧会
③ 現代アート館内展覧会
④ フェッラーラ植物園
◆ イベント関連
① 『天使の門』は関連展を公開中
② 5月27日に予定されていた『フェラーラのパリオ』は6月17日に変更となりました
③ ディアマンテ宮殿で開催されていた「Sorolla展」は閉幕日を待たず終了となりました。
モデナ
モデナ市の発表によると、市内の名所や建物の損壊はありませんが、安全確認のため6月3日(日)までは、世界遺産のドゥオーモや鐘楼をはじめ、市内の博物館は全て閉鎖となります。4日(月)以降に状況検証の上順次開館情報をモデナ市役所のウェブサイトなどで発表される予定です。
(写真はイメージです)
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