ナントの裁判所がラグジュアリーホテルに大変身？！
1851年に建造され2000年まで使用されていたナント市の裁判所が2012年秋、2年の改装工事を経てラグジュアリーホテル「ラディソン・ブル ナント」として生まれ変わった。裁判所がチェーン展開しているホテルグループに再利用されるというケースは、ヨーロッパでも初めての事となることから、開業前からフランス国内でも話題を呼んでいた。
内装を手掛けたのはジャン=フィリップ・ヌエル。19世紀の典型的な裁判所の正面大階段客とギリシャ風の円柱はそのままに、歴史とモダンが融合した荘厳なデザインに仕上がっている。客室数はスイートルーム5室を含む142室。400平方メートルもある広々とした裁判所のエントランスホールは、素敵なラウンジバーのあるホテルロビーに、また裁判の法廷は地元の食材を使用した料理を提供するガストロノミックレストランへと変身。ロビーラウンジのソファには、真っ白な建物にホテルとしての暖かさを持たせるためピンク、ラグマットはドット柄などポップなものが使用され、レストランにはナントにゆかりのある作家ジュール・ベルヌの作品をモチーフにしたイメージが、上部の壁一周3に映写されロマンティックな夜を演出している。
200平方メートルもの広さを誇るサウナやハマムを備えたスパ・フィットネスは、宿泊客なら全てフリーでアクセスが可能となっている。なお、その他にもホテルにはエステケアサービス（要予約、有料）や6室のミーティングルームが完備されている。
Radisson Blu Hotel, Nantes
客室数 |
全142室 |
|---|---|
住所 |
6 place Aristide Briand, 44000 Nantes |
ウェブサイト |
（写真はイメージです）
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