ヴィランドリー城に「フランソワ1世の部屋」がオープン
歴代フランス王の中でも、抜群の知名度と人気を誇るルネサンス期の王フランソワ1世。「建築王」の異名を持つフランソワ1世が統治した32年間は、ルネサンス思想・芸術の普及、近代国家の始まりという点で、フランスの歴史に重要な意味を持っている。ブロワ城、シャンボール城、アンボワーズ城などロワール地方の城館やパリ周辺のフォンテーヌブロー城などゆかりの地も多い。そのフランソワ1世の戴冠から500周年にあたる今年、各所で記念イベントが予定されている。
その中の一つ、ヴィランドリー城の主塔に2015年4月11日、「フランソワ1世の部屋」がオープンする。ヴィランドリー城は、フランソワ1世の財務大臣ジャン・ル・ブルトンが建てたもので、王は1536年1月22日にここを訪れている。主塔にあるこの王の部屋には、当時の歴史や芸術が垣間見られる様々な品々が展示され、特にフランソワ1世とヘンリー8世の会見の様子を描いた「金襴の陣」のタペストリーや、フランソワ1世の胸像は必見である。
Château de Villandry
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(動画はイメージです)
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