チケット入手困難な「ザルツブルク音楽祭」が楽しめるツアーが販売中
1842年のモーツァルトの没後50年を記念して開催された音楽祭が元となり、1920年から「ザルツブルガー・フェストシュピーレ(Salzburger fFestspiele)」と言う名前で始まった「ザルツブルク音楽祭」。
フェストシュピーレとは、英語でフェスティバルという意味。日本語ではいつの間にか「音楽祭」と呼ばれているが、実は第1回目はホフマンシュタールの演劇「イェーダ―マン」だけが上演され、2回目からコンサートが入り、1922年にはモーツァルトのオペラが上演されるようになり、現在のような音楽、オペラ、演劇が繰り広げられる総合的なフェスティバルとなった。1920年から続けられている演劇『イェーダ―マン』は毎年、ドーム〈大聖堂〉の前の野外劇場で開催されて音楽祭は幕を開ける。
誰もが一度は正装をして音楽祭の会場を目指したいものだが、世界屈指の音楽家らが出演するとあって、同じように世界各地から音楽愛好家が競ってやってくることから、チケットの入手が非常に困難とあきらめてしまう人も少なくない。そこで、今年人気の3演目のプレミアチケットを用意し、1階の平土間前方の席で鑑賞するツアーが、JTBグランドツアーから10名限定で売り出されている。
同ツアーではランチをとりながら、1969年からウィーンに在住の音楽評論家・山崎睦氏にウィーンフィルのコンサートの後、オペラ『フィデリオ』や『イル・トラヴァトーレ』について、100倍楽しめるよう徹底的に解釈をして頂くという素晴らしいおまけが付いている。詳細は、こちらを参照。なお、ザルツブルク音楽祭の会期は以下の通り。
Salzburg Festival 2015
開催期間 |
2015年7月18日~8月30日 |
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開催地 |
ザルツブルク |
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