ターキッシュエアラインズ、巨大な砂の城でギネスに挑戦
今秋、マイアミ国際空港とイスタンブール・アタテュルク国際空港を結ぶ直行便を就航させたターキッシュ エアラインズ。同社はこれを記念して、ギネス世界記録を7回達成したザ・サンド・スカルプチャー・カンパニーと、そのオーナーであるテッド・シーバートと協力し、マイアミに世界一高い砂の城を完成させた。
2015年10月26日(月)にイスタンブールで行われた記者会見では、41フィート3.67インチ(12.59メートル)というこれまでの記録を上回り、45フィート10.25インチ(13.98メートル)砂の城が完成したと発表され、世界279か所(マイアミ便含む)に直行便を運航するターキッシュ エアラインズのマイアミ直行便就航に華を添えた。新記録を達成した砂の城には、1,800トンにもおよぶ砂が使用され、世界中から集まった19人の彫刻家が約2週間かけて完成させた。できあがった城の高さは、およそ14メートル。床面積は4500平方フィート(418平方メートル)という巨大なもので、10月26日に高さの正式な計測が行なわれた。
ターキッシュ エアラインズのイルケル・アユジュ(Ilker Ayci)会長は、「ターキッシュ エアラインズにとって米国は重要な国です。トルコと米国のつながりをさらに強固なものにするために、このたび路線を新設しました。美しいマイアミは、ターキッシュ エアラインズにとって米国で8番目、フロリダ州では初めての就航都市になります。」とコメント。さらにギネス世界記録の公式認定員を務めるフィリップ・ロバートソン氏も、「ギネス世界記録は、世界中の有名な場所で毎日のように達成されています。しかし、世界の代表的な都市を模した精巧な砂の城が記録として認められるのはめずらしく、まさに快挙と言えるでしょう。」と述べている。
マイアミ市のコミッション・チェアマンを務める愛称「ウィリー」ことウィルフレド・ゴート氏は、記者会見の席で10月26日をターキッシュ エアラインズ・デーに制定すると発表。記者会見には、マイアミ・コンベンション&ビジターズ・ビューロー社長兼CEOのウィリアム・タルバート氏、マイアミ国際空港ディレクターのエミリオ・T・ゴンサレス氏、ヒストリック・バージニア・キー・ビーチのディレクターであるガイ・フォーチオン氏も列席した。
マイアミとイスタンブールを結ぶターキッシュ エアラインズの直行便が新規で就航したことにより、南フロリダから今勢いのあるアフリカやアジアへのアクセスが便利になる。直行便は週往復7便が運行。機材はボーイング777-300ERが投入された。なお、この砂の城の制作過程を短くまとめたタイムラプス動画は、http://youtu.be/4xZQmJhiqU4で配信されている。
便名 | 出発地 | 出発時刻 | 到着時刻 | 就航開始日 | 飛行時間 | 運航日 |
TK77 | イスタンブール | 14:30 | 19:30 | 10月25日~ | 13時間 | 毎日 |
TK78 | マイアミ | 21:15 | 16:15 (+1) | 10月25日~ | 12時間 | 毎日 |
Turkish Airlines
ウェブサイト |
---|
(写真はイメージです)