特別展「フェルディナンド2世-チロルの領邦君主450年」

2017年05月22日 掲載

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ハプスブルク帝国の皇帝フェルディナンド1世の息子で、神聖ローマ帝国の皇帝マクシミリアン2世の弟であったフェルディナンド2世は、およそ30年間領邦君主としてチロルを統治した。

君主となってから450周年となる2017年、チロル州では各地の文化施設や教育機関において「フェルディナンド2017」と銘打った様々なイベントが開催されている。


Schloss-Ambras-Innsbruck

フェルディナンド2世がコレクションのための博物館を建てた「アンブラス城」
(c) Innsbruck Tourismus / Christof Lackner



フェルディナンド2世は収集家としても知られ、アンブラス城にコレクションのための博物館を建てている。これを記念し、アンブラス城では「フェルディナンド2世-チロルの領邦君主450年」と題した大規模な特別展が開催される。

会期は6月15日から10月8日。この間、美術史美術館や国内外の美術館から美術コレクション、図書館に収蔵、さらには個人所有のものまで貴重な展示物が、ルネッサンス様式の美しいこの城に集められる。本展は、フェルディナン2世の誕生日でもある6月14日に開幕する。

FERDINAND II. - 450 JAHRE TIROLER LANDESFÜRST

会期

2017年6月15日~10月8日

場所

アンブラス城(インスブルック)

ウェブサイト

http://www.ferdinand2017.at

情報提供:インスブルック市観光局


(写真はイメージです)

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