ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭、2017年のテーマは「哀愁の歓び」
「ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭」は、毎年春の聖霊降臨祭の時期にザルツブルク祝祭大劇場を主会場に開催される音楽祭。あのヘルベルト・フォン・カラヤンが創設した、初夏のザルツブルクを象徴する人気の音楽祭である。
芸術監督を務めるのは、2017年で6回目となるイタリアのオペラ歌手チェチーリア・バルトリ。主題は「哀愁の歓び」で、スコットランドのロマンティックなストーリーとそこから生まれた芸術的音楽作品を中心に、神秘とロマンのスコットランドへと観客を誘う。
音楽祭の幕開けを飾るのは、ゲオルグ=フリードリヒ・ヘンデルのオペラ『アリオダンテ』。チェチーリア・バルトリは、この作品でタイトルロールのアリオダンテを演じる。また、演出はクリストフ・ロイが手掛ける。
その他、フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ(『スコットランド交響曲」『フィンガルの洞窟』)、リヒャルト・ワーグナー(『さまよえるオランダ人』からエピローグ『年季が明けた(Die Frist ist um)』)、ジュゼッペ・ヴェルディ(『レディ・マクベス』からのアリア)のオーケストラコンサート、さらにジョアキーノ・ロッシーニの『湖上の美人』は演奏会形式のオペラとして、またサンクト・ペテルブルクのマリンスキー劇場バレエ団が『ラ・シルフィード』を上演する。
ハイライトには、弦楽アンサンブルのムター・ヴィルトゥオージとアンネ=ゾフィ・ムターによるフランツ・シューベルトの『ピアノ五重奏曲 – 鱒』と、アントニオ・ヴィヴァルディの『四季』が予定されている。
Salzburger Festspiele Pfingsten
開催日 |
2017年6月2〜5日 |
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開催地 |
ザルツブルク |
ウェブサイト |
(写真はイメージです)
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