マルーンベルズ(コロラド)へのシャトルバスが運行開始
コロラド州を代表する風景が広がるホワイトリバー国有林内のマルーンベルズが山開きのシーズンを迎え、シャトルバスの季節運行が開始された。マルーンベルズまでのアクセスの要となるこのシャトル便は2017年、6月10日から10月1日までの運行が予定されている。
コロラドの州都デンバーから355キロ南西、車でおよそ3時間半の場所に世界的にもスキーリゾートとして有名なアスペンとスノーマスがある。マルーンベルズはこの2つの中間に位置し、ベルが連なったような峰々と湖が織り成す美しさから、北米大陸で最も撮影される絶景として知られている。
ロアリングフォーク地域運輸局運営のこのシャトルバスは、自然環境保護の推進と年々増加する訪問者の利便性を考慮し、1977年に導入された。運行時刻は午前8時から午後5時までで、この時間帯のマルーンベルズへのアクセスはシャトルでのみ可能となっている。
乗り場があるのは、アスペンの郊外にあるアスペンハイランズ・スキー場の駐車場。マイカーを利用する場合はここに車を駐車して、シャトルに乗り換える。駐車料金は、平日が5米ドルで、週末が10ドルとなっている。
アスペンハイランズの始発は朝8時5分で、最終が16時30分。マルーンベルズで自由に時間を過ごした後は、時刻表を確認して、各自のスケジュールに合ったシャトルで戻る(最終便は17時発)。また、運賃は大人往復が8米ドルで、乗車券はアスペンハイランズ駐車場にあるスポーツ用品店(Four Mountain Sports)で購入できる。
アスペンに滞在する場合は、シャトルの乗り場までアスペンの街中から出ている「キャッスルマルーン」という無料バスの利用が便利。なお、身体障害認定車両、2歳以下の幼児がいる車両、12人以上が乗車する車両などには規制が設けられていないので、シャトルを利用せずともそのままアクセスできる。詳細は、こちらの下部にある「Exceptions to the no car rule」を参照。
The Maroon Bell Bus
運行期間 |
2017年6月10日~10月1日 |
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運行時間 |
08:00~17:00 |
ウェブサイト |
(写真はイメージです)