礼装のマナー

2014年05月19日 掲載

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絵:阿部真由美

 

私達の生活の中で、あまり礼装を身に着ける機会はありませんが、結婚式や葬儀の際など、どなたにもその機会はあります。
しかし、日没後の結婚式でもモーニングをお召しになったり、昼間でもロング・ドレスでのご出席はマナーから外れます。
モーニングの着用は夕方6時まで、ロング・ドレスは夕方6時から。昼間、女性のドレスのスカート丈は、膝下が常識です。

男性:不祝儀の時
モーニングに黒のネクタイ、黒のベスト、冬でしたら、黒のコート、シャツは白のソフトカラーシャーツ(普通のワイシャツ)、スラックスはモーニングですから普通の黒いスラックスではなく縞柄です。礼装用の手袋はベストと同色と決まってます。

女性:不祝儀の時
黒の帽子、黒のドレス、黒のコート、黒の手袋、黒のバッグ、黒の靴下、黒の靴、アクセサリーはパールのブローチやクックレス。黒のパールでなくてはならない事はなく、又パールが二重でも三重でも構いません。

服装と共に勲章の着用は大切なマナー
勲章はオーダーズ(Orders)又はデコレーションズ(Decorations)と言います。正式の場合は原則として、所有する国内、国外の勲章、記章、褒章の全部を着用(注意:タキシードの時は勲章を着用しません)。自国、外国の勲章を併せて着用する時は、自国の勲章が上位。外国元首を迎えて行われる晩餐会などは元首に敬意を表すため、特に先方の勲章を上位に着用します。


作:長谷川洋子
英国センター
http://www.britain-centre.co.jp


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