香港の伝統文化と趣のある旧正月を体験する

2019年01月22日 掲載

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HK Chinese New Year 2

画像提供:香港政府観光局


2019年2月4日(旧正月前日)


花市(場所:ビクトリア公園、花墟公園など)

香港では、新年に縁起が良いとされる花や草木を飾る習慣がある。その一例が桜。桜の花は人間関係、特に恋愛関係を改善すると言われている。また、「ミリオンバンブー」とも言われる富貴竹は富をもたらすとされ、花市はこれらの花を買い求める人々で賑わう。

中でも人気なのが、ビクトリア公園や花墟公園の花市だ。ローカルの文化を反映する独創的な品物やフードを販売する屋台も登場し、旧正月前日の夕方ともなると、縁日のように賑わう花市を大勢の人が訪れている。

2019年2月5日(旧正月元日)


旧正月パレード(場所:チムサアチョイ)

「キャセイパシフィック 旧正月 インターナショナル ナイト パレード」は、1996年から始まった特別イベント。日が傾むくと、パレードのルートに沿ってパフォーマーたちが姿を現す。
パレードは午後6時にスタート。香港ディズニーランドやオーシャンパークのフロートを、世界各地から集まったダンサーやパフォーマーがチムサアチョイ(尖沙咀)のメインストリートを占拠し、街全体が興奮で満ち溢れる。
香港文化センターに隣接したパレードの出発地点に有料の観覧席(先着順)も設けられるが、早めにチムサアチョイへ行って場所取りをするのがお勧め。


HK Chinese New Year

画像提供:香港政府観光局



2019年2月6日(旧正月二日目)


香港許願節 (場所:林村許願廣場)

「香港許願節」は、新界に位置するタイポー(大埔)のラムチュン(林村)で開催。村の伝統行事から徐々に広まった願掛けで、みかんに願い事を書いた紙をくくりつけ、許願樹と言われる樹のレプリカに向かって投げる。より高い位置に紙が引っかかるほど、願い事が叶うと言われている。2月19日まで、この広場に「旧正月 インターナショナル ナイトパレード」で使用されたフロートも展示される。

旧正月の花火大会 (ビクトリア・ハーバー)

香港の祝祭行事には欠かせないのが花火。長年にわたり、旧正月ニ日目の夜にはビクトリア・ハーバーで花火大会が行われています。約30分間のショーを楽しめるベストスポットは、チムサアチョイのハーバー沿い、ワンチャイのゴールデンバウヒニア広場、そしてセントラルのifcモールです。ハーバーを見渡せるレストランで食事をしながらの楽しみ方もおすすめです。


2019年2月7日(旧正月三日目)


車公廟 参拝

香港の特に年配者は、神々を敬う習慣が根付いている。タイワイ(大圍)のチェコンミュウ(車公廟)には毎年この時期、熱心な参拝者がたくさん訪れる。豚年の運勢を占うおみくじ「求籤」を引いたり、銅製の風車を時計回りに回して、新年に幸運を呼び寄せる。

旧正月競馬(場所:沙田競馬場)

「旧正月競馬」も旧正月の一大イベント。年頭の特別レースは、車公廟からMTR東鉄線でアクセスできるシャティン競馬場(沙田競馬場)で催される。香港では非常に人気が高く、地元住民と一緒に馬の番号を叫んで騎手を応援しながら、競馬場の雰囲気が楽しめる。

情報提供:香港政府観光局


(写真はイメージです)

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