「ラグビーワールドカップ2019」開幕まであと半年! ウェールズからラグビーのレジェンド軍団が来日
「国技」とも言われるほど、ウェールズで最も盛んなラグビー。少々汗臭いイメージの競技ですが、ウェールズでは老若男女に関わらずその魂を熱く焦がし、また要人をもてなす場にも選ばれるほど格式の高いスポーツでもあります。
そうした「ラグビーの国 ウェールズ」から、現役時代にはカーディフRFCとカーディフ・ブルー図で活躍したリース・ウィリアムズ氏を筆頭に、2003年大会から3度のワールドカップを経験した元ウェールズ代表のヒュー・ベネット氏、10年に渡りウェールズ女子代表としてプレイしたレイチェル・テイラー氏といった、ラグビーのレジェンドたちが来日を果たしました。
2019年のシックスネーションズを制したウェールズ代表は、6年ぶりに欧州王座奪還。ワールドランキングも第2位へと躍進しました。会見ではそうした好調ぶりをアピールするとともに、「日本の人々には、日本の次にウェールズを応援してもらえたら嬉しい」と語り、ラグビーが日本とウェールズをつなぐ架け橋にしたい、と熱く語りました。
2019年9月20日に開幕する「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」には、世界20ヶ国のチームが参加。ウエールズの代表チームはスイス、トルコでの合宿を経て開幕前に北九州へ入り、本番に向けてコンディションを調整する予定です。
会見に続いて、同じく大使館の敷地内にある伝統的な英国の邸宅では、満開の桜の下で「ウェルシュ・アフタヌーンティーと楽しむお花見会」が催され、女子ウエールズ代表のレイチェル・テイラー前主将が乾杯の音頭を取るとともに、「ウェルシュ・レアビット」や伝統的な焼き菓子「バラブリス」など、おいしいウェールズの味覚が振舞われました。
国土の20%を国立公園が占めるウェールズは、自然豊かな国。6つの世界遺産を有し、古城の数も600を数えます。2018年には日本の「姫路城」とウェールズの世界遺産「コンウィ城」が姉妹締結したほか、日系企業の多さから親日家が多い国としても知られています。
2018年には約4000人の日本人がウェールズを訪れ、両国の親密度は益々高まりを見せています。ワールドカップでウェールズ代表のゲームに感動したら、次は首都カーディフにあるラグビーの聖地「ミレニアム・スタジアム」で応援してみませんか?
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