春を待つ「ミラベル庭園」の今 ~ ザルツブルク
毎年、4月初旬になると、厳しかった冬の名残りが一掃されるザルツブルクの「ミラベル庭園」。この時期にミラベル庭園に足を踏み入れると、ザルツブルク市の公園管理局の職員が忙しそうに動き回っており、庭園の草取りの後、忘れな草やパンジー、ヒナギクなど、春の訪れを告げる花々を植え付ける。そして、「ペガサスの泉」もきれいに洗われていく。

ミラベル庭園の手入れに追われる公園管理局の職員 © knaro.at
冬の間、公園管理局のチームは<シェーンブルンのベンチ>と呼ばれるこの庭園のベンチを整備し、丁寧に再塗装。長い間、陽の光を楽しめなかった人々が、暖かな春の陽気に誘われ、庭園のベンチに座ってのんびり日光浴ができるよう、急ピッチで庭園の整備が進められている。
庭園のあちこちで鳥のさえずりが響き、徐々にすべての花が咲き始める。ミラベル庭園に、もうすぐ春がやって来る。
Schloss Mirabell & Mirabellgarten
URL |
---|
関連記事
- None Found