レトロなトラムでベルギーの国民食「フリッツ」を味わう!

2018年06月07日 掲載

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国民の半数以上が週に一度は食べるという「フリッツ」は、ベルギー人の誇り。専用のジャガイモの品種から美味しく食べるためのカット技術まであり、ベルギー人は美味しいフリッツのためならば、とにかく時間も努力も惜しまない。


Belgian Frit

(c) Visit Flanders / Milo



ベルギー北部フランダース地方の郷土料理にも欠かせないフリッツだが、単なる付け合わせとしてだけでなく、街中で気軽につまめるフィンガーフードとしても定着している。カリカリに揚げられた黄金色のフリッツには塩が少量振られるのが定番。だが、専門店で最も人気があるのは、コーン型の紙包みに揚げたてを入れ上にマヨネーズをかけた食べ方だ。シンプルであるが故の美味しさである。

ベルギーには、そうしたフリッツの専門店やレストランが、なんと4,643軒(2016年データ)もある。そこで今回ご紹介するのが、数あるフリッツ店でもちょっとユニークな「Le Tram De Boitsfort」というお店だ。
ブリュッセル郊外(Watermaal-Bosvoorde地区)にあるフリッツの専門店で、店舗はなんとトラム(路面電車)! その昔、94番トラムの終点だった場所に置かれたレトロな車両が、フリッツ屋として生まれ変わった。


Le Tram De Boitsfort

(c) www.visitbrussels.be / Jean-Paul Remy



この店では手剥きした新鮮なジャガイモをカットし、牛脂で2度揚げしたオーソドックスなフリッツを提供している。場所はグランプラスから95番バスで40分ほど。ちょっとした冒険になりそうな距離だが、足を延ばす価値は十分ありそうだ。

Le Tram De Boitsfort

住所

Payfa-Fosseprez, Brussels

ウェブサイト

http://www.letramdeboitsfort.be

情報提供:オランダ&ベルギー・フランダース 観光ニュース


(写真はイメージです)

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