トーヴェ・ヤンソン生誕100周年
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トーヴェ・ヤンソンが1947年に手がけた壁画「Party in the City」
Finnish Nat’l Gallery/Yehia Eweis, © Tove Jansson Estate
2014年は、『ムーミン』の生みの親でもあるトーヴェ・ヤンソンの生誕100周年に当たる。ヤンソンは『ムーミン』の冒険物語と挿絵の作者として世界的な名声を得るようになったが、他にも多くの才能に恵まれていた。ヘルシンキのアテネウム国立美術館では、その多才ぶりを紹介する大規模な展覧会が開催されている。
同展ではヤンソンによる絵画やスケッチ、風刺漫画、ムーミンのコマ割り漫画、イラスト、人形など、幅広いコレクションを展示。カルヤライネンは個人収集家が所有するヤンソンの絵画作品を求めて、世界を巡る。また、一般公開されることが珍しい作品も紹介。1930年代に制作されたあまり知られていない作品をはじめ、1960年代の抽象画、また50年にわたって描かれた自画像の展示は必見である。
Tove Jansson
会期 |
2014年9月7日まで |
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会場 |
アテネウム国立美術館 (ヘルシンキ) |
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