ル・ノートル生誕400周年を祝うヴェルサイユ

2013年03月25日 掲載

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Année Le Nôtre


ヴェルサイユではルイ14世の造園家、アンドレ・ル・ノートル(1613~1700)の生誕400年にあたる2013年を「ル・ノートル年」とし、様々な記念行事や施設の修復に当たる。

ル・ノートルは類まれな建築家で造園家。ヴェルサイユに先立ってパリのチュイルリー庭園、ヴェルサイユのモデルとなったヴォー・ル・ヴィコント城の庭園などを手がけ、平面幾何学様式のフランス庭園を確立しまた。優れた審美眼を持ち、王の信望もたいへん厚かったという。修復は、年間何百万人もの見学者が通る庭園の散歩道からスタート。見晴らし台を設け、見学者にも工事の様子がわかるようにする。宮殿2階の鏡の間から庭を眺めると、大運河を越えてはるかかなたに消失する一大パースペクティブが目の前に開ける。

太陽王ルイ14世は庭園の要としてアポロンの泉水を所望。ラトナの泉水からの水路を整備させた。今回このラトナの泉水は、フィラントロピア財団のメセナ(芸術・文化の庇護)により修復されるほか、庭園に置かれた彫刻のいくつかも象りをして戻ってくる。また、2013年春にはアプリケーション「ヴェルサイユの庭園」がリリースされ、庭園見学の楽しみが増す。
その他、ル・ノートルの功績や人となりに焦点を当てた展覧会「アンドレ・ル・ノートルの展望1623-2013」の開催や、夏のバレエやコンサートもル・ノートル年に彩りを添える。

Année Le Nôtre

ウェブサイト

http://jp.chateauversailles.fr

情報提供:フランス観光開発機構

画像・動画:(C) Château de Versailles


(写真はイメージです)

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