モン・サン・ミッシェル 新アクセスが11月末から全面供用開始へ
現地報道によると、2014年11月末からモン・サン・ミッシェルにある全ての交通手段で、新しい橋の利用が可能となる。工事の進捗に伴い、今年の夏から歩行者に限り利用を開始していたもので、シャトルバスの「パスール」、馬車の「マランゴット」が加わる。
当初10月に予定していた全面供用開始を延期する形となっていたが、供用試験の結果、誘導標識の改良が必要と判断され、予定外の修正を余儀なくされていた。具体的には、シャトル停留所と歩行者用標識鋲の車道にはみ出さないよう、歩行者通路のヘリに沿って境界線を示す鋲を埋め込む工事が11月初旬に行われ、その後に再試験が行われる。
2015年の入場料は12.5ユーロ。駐車場の利用料は、1日利用の自動車の場合で12.30ユーロから12.50ユーロへと、小幅ながら値上げされることになった。また、これまで使用してきた堤防道路の撤去が終わり、工事が完了するのは2015年春を予定している。
(写真はイメージです)
関連記事
- None Found