ルーアンに新たな観光ポイントが誕生!
ルーアンに「パノラマXXL」と「ジャンヌダルク歴史館」の新たな2つの見どころが誕生した。
世界でここだけ!ユニークな展示「パノラマXXL」
過去から受け継いだ現代の傑作「パノラマ」は、オーストリア出身でベルリン在住のアーティスト、ヤデガー・アシシによるドイツ生まれのアトラクション。高さ35メートル、直径34メートルの円形建造物の側面360度に吊るされた長さ101メートルのスクリーン。このスクリーンに辿り着く前に見学者は、まずヤデガー・アジジの経歴とパノラマの製作過程を収容した最初の展示室を見学する。この展示室を過ぎると円筒形の建物へと到着し、その中央に設置された階段を通りながら6メートル、12メートル、15メートルの異なる3つの高さから作品が一望できる。ルーアンの歴史地区に程近い、セーヌ河岸にある。
Panorama XXL
開館時間 | 10:00~18:00(5/2~9/30のみ ~19:00) |
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休館日 | 月曜、1/1、5/1、12/25 |
料金 | 〔一般〕EUR 9,50 |
住所 | Quai de Boisguilbert, 76000 Rouen |
ウェブサイト |
類まれな人物の歴史に触れる「ジャンヌ・ダルク歴史館」
フランス史においてジャンヌ・ダルクは、世界の人々の関心を惹きつける象徴的かつ不変的な人物。ルーアンはジャンヌの処刑場であったと同時に、無罪が証明された場所でもある。そうしたジャンヌ・ダルクと深い関わりを持つルーアンには、旧市場広場からノートルダム大聖堂脇の大司教館に至る文化遺産に、そして都市の風景の中に刻み込まれている。
2015年3月21日、そうした建物の一つ大司教館に、ジャンヌ・ダルクの歴史を辿り、同時にその歴史を語りつぐ「ジャンヌ・ダルク歴史館」がオープンする。製作は、Agence Clémence Farrel社が担当。最新のテクノロジーを駆使し、画期的な舞台装飾風に仕上げられている。また、建物そのものの持つ力によって、訪問者をジャンヌの中世叙事詩の世界へと誘う。
見学コースの最初では、15世紀の歴史や政治的な背景を詳しく紹介。ジャンヌ・ダルクの運命が発見し易くなっている。また、ジャンヌ裁判の中心人物であったJuvénal des Ursinsが、有罪判決の証人としてホログラフの手法で見学者に随行する。次の「ジャンヌダルク伝説の部屋」では、人々がどのようにして歴史やジャンヌ・ダルクの人生を知り、理解し、記憶してきたのかが紹介されている。この「ジャンヌ・ダルク歴史館」は世界で唯一、かつ数々の宝を持つノルマンディ首都の至宝と言えるだろう。
L’Historial Jeanne d’Arc
開館期間 | 10/1~5/31 |
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時間 | 9:45~19:45 (6~9月の金・土のみ ~20:45) |
休館日 | 月曜、1/1、5/1、12/25 |
入館料 | 〔一般〕 EUR 9,50 |
住所 | 7 Rue Saint Romain, 76000 Rouen |
ウェブサイト | |
備考 | 見学ツアーの最終回は18:00スタート |