フランス観光開発機構「もう一つの南仏、オクシタニー地方の魅力」を一斉紹介
フランス観光開発機構は、このほど東京と大阪で恒例の旅行業界向けワークショップ「サキドリフランス2018」を開催。今年もフランス全土から37団体が来日し、最新情報を提供した。同日の午後に実施された観光セミナーでは、首府トゥールーズをはじめとするオクシタニー地方の魅力を一斉紹介した。
オクシタニー地方はフランス南部、2016年にラングドック=ルシヨン地域圏とミディ=ピレネー地域圏が統合されたエリア。8つのユネスコ世界遺産を有し、きらびやかな街から美しい村々、自然、ガストロノミー、スパ、エアバス社などフランスが世界に誇る高度な技術が集まった場所であると同時に、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼の通り道としても重要な役割を担う、フランス随一の人気を誇る観光デスティネーションである。
今回のワークショップに合わせて、オクシタニー地方議会の副議長のNadia Pellefigue氏も来日。「オクシタニー地方には、皆さんが探し求めてる素材が揃っている。日本からの観光客にも早く好きと言ってもらえるらえるデスティネーションになりたい」と挨拶をし、オクシタニーを含むツアー造成を呼びかけた。
「サキドリフランス2018」の出展者総数は37団体。うち14団体がオクシタニー地方からということからも、日本マーケットへの注目の高さがうかがえる。今年からコンクでもプロジェクションマッピングが始まったり、カルカッソンヌが世界遺産20周年だったり、さらにニームが今年7月に世界遺産入りを目指すなど、今年もオクシタニーに大きな注目が集まりそうだ。
Tourisme en Occitanie
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