仏サントル・ヴァル・ド・ロワール地方で祝う「ルネサンス500年祭」
かつてフランスの歴代の国王たちが居住したロワール渓谷。ヴァロワ王家が愛し、住まいを置いたサントル・ヴァル・ド・ロワール地方は、その中心にあるトゥーレーヌ地域やオルレアネ地域、周辺のベリーやメーヌ、ポワトゥーの各地域にもルネサンスの名残が色濃く残っている。
ルネッサンス期の芸術と科学を象徴するレオナルド・ダ・ヴィンチは、1516年に当時のフランス国王フランソワ1世に招かれローマからアンボワーズのクルー邸(今日のクロ・リュセ城)に移り住んだ。ルーヴル美術館が収蔵する3つの名画「モナリザ」「聖アンナと聖母子」「洗礼者聖ヨハネ」の物語も、そこから始まった。
2019年の「ルネサンス500年祭」は年間を通じて催され、すでにアートと音楽を融合したコンテンポラリー作品をデジタル技術で演出する壮大な巡回スペクタクル、国際建築コンペ、ガイド付き見学、コンテンポラリーアート、バンケット、多数の展覧会、国際シンポジウムなど多彩なイベントが予定されている。
また、ルネサンスの主要テーマである歴史遺産、芸術と文学、音楽、庭園、科学および科学技術の変革、建築、手工芸、美食をはじめ、暮らしにまつわるアート(アール・ド・ヴィーブル)もテーマに加えた、一般向けの総合的なプログラムも計画されている。
500 ans de Renaissance(s)
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(写真はイメージです)
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