ハンガリーのクリスマスに欠かせないお菓子「サロンツコル」
「サロンツコル」には、バニラやストロベリーなど、様々なフレーバーがあるのも特徴で、キラキラの包装紙に包まれたこのお菓子をオーナメントと一緒にツリーに飾るのが慣わしで、それを大人の目を盗んで子どもたちがこっそりつまみ食いをするのもまた、ハンガリーのクリスマスに見られる情景でもある。
14世紀頃にフランスで生まれたものが、19世紀初頭にドイツの職人によってハンガリーに伝わったとされている。当初は手作りされていたが、1886年にハンガリーで初めてチョコレート工場での量産がはじまり、一般家庭に広く普及したという。
クリスマスシーズンには、スーパーマーケットなどあちこちの店頭で目にする「サロンツコル」。お土産として、また旅の土産話としても、一つ購入してみてはいかがだろうか。
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