「グエルチーノ展 ~ よみがえるバロックの画家」開幕
イタリアのエミリア・ロマーニャの州都ボローニャやチェントで活躍した画家グエルチーノ(1591~1666年)は、イタリア・バロック美術を代表する画家。カラヴァッジョやカラッチ一族によって幕が開けられたバロック美術を発展させた。
3月3日から東京・上野にある国立西洋美術館で行われている「グエルチーノ展 ~ よみがえるバロックの画家」は、約40点の油彩画を通じて知られざる画家グエルチーノの全貌をお見せする我が国初のグエルチーノ展である。
展示作品の多くは、チェント市立絵画館から借りたもの。2012年5月、イタリア中部を襲った地震により大きな被害を受けたチェント市。絵画館は、今もって閉館したままで、復旧の目途も立っていないという状況だ。本展は震災復興事業でもあり、収益の一部は絵画館の復興に充てられる。
Guercino 2015
会期 |
2015年3月3日〜5月31日 |
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休館日 |
月曜 (但し、3月30日、5月4日、5月18日を除く) |
会場 |
国立西洋美術館 (東京・上野) |
ウェブサイト |
http://www.tbs.co.jp/guercino2015 |
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