2017年11月公開、シチリアを舞台にした映画『悪魔祓い、聖なる儀式』

2017年08月29日 掲載

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近年、イタリア旅行の行先として人気上昇中のシチリア島。アラブが薫るこの神秘の島には、1200年もの間、脈々と受け継がれてきた聖なる儀式が行われている。それがカトリックの秘儀とされてきた「悪魔祓い」である。

十字架と祈祷の言葉を武器に、敬虔な神父が悪魔の前に立ちはだかる悪魔祓い(エクソシスト)。カトリックの総本山であるヴァチカンとイタリアを中心に、現代でも神父たちは日毎膨らむ悪魔祓いの需要に対応していた。

1973年に大ヒットした映画『エクソシスト』や、記憶にも新しい『ザ・ライト – エクソシストの真実 -』は、いずれもフィクションとして描かれてきたが、このほど外部に閉ざされていた聖なる儀式の場にカメラが潜入。その様子はドキュメンタリー映画『悪魔祓い、聖なる儀式』(原題:Liberami)となって、観客の前で神秘のベールを脱ぐ。オカルトの世界だけでなく、現代社会が抱える心の闇が見えてくる本作品は、2017年11月に解放のロードショーを迎える。


映画『悪魔祓い、聖なる儀式』予告編(配信元:CeteraINTL/YouTube)



本当に悪魔はいるのか?社会が抱える闇とは?
さまよえる現代人必見、究極の「癒し」を体感


カタルド神父は、シチリア島の有名なエクソシスト。科学や医療では解明できない問題や病を抱え、それが悪魔の仕業だと信じている人たちが教会に殺到。カメラは悪魔を祓う儀式や神父の日常だけでなく、悩みを抱えた人々の日常も写しとる。監督は、イタリア出身の新鋭フェデリカ・ディ・ジャコモ。ホセ・ルイス・ゲリンの『工事中』の脚本家助手を務めた後、本作で第73回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門最優秀作品賞を受賞した。ナレーションなしで撮影対象の真の姿を浮かび上がらせ、独特のユーモアで観客を引き込む。美しい神秘の島を舞台に、究極の「癒し」の扉が開く―。

Liberami

ウェブサイト

http://www.cetera.co.jp/liberami/


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