ヴェネツィア、8月1日より団体旅行の規制を強化
ヴェネツィア市が、市内の歴史的地区における観光ガイド、または添乗員が同行する「団体旅行」およびその他のグループ観光に関する規制を、市内警察安全条例第71条を2024年8月1日から施行すると発表した。
対象となるのはヴェネツィア本島、ムラーノ島、ブラーノ島、トルチェッロ島で、主な規制内容は以下の通り。
- 1グループの人数の上限を25名に(2歳までの幼児、教育機関による学生で構成される団体に関しては対象外)
- 1団体10名以上のグループは、イヤホンの使用が義務化。ただし、教育機関による学生で構成される団体は対象外
- 特に橋やスロープなどがある場所で、歩行者の通行の妨げになるような行為は禁止
- 複数のグループが同じエリアにいる場合は、歩行者の通行を妨げない距離を保つ
- 拡声器の使用は禁止
上記項目などの違反がある場合、訪問を企画した会社の法的代表者および、観光ガイド、もしくは添乗員が責任を問われ、行政処分を受ける対象となる。
ヴェネツィア市とイタリア政府観光局は、『ご旅行にあたりましては、ヴェネツィアの旧市街保護の取り組みにご協力いただきますよう、お願いいたします』と、旅行者に理解と協力を促している。
#EnjoyRespectVenezia
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