モンテカルロで「クラフトワーク」の3Dコンサートを楽しむ
1970年にデビューした「クラフトワーク」は、音で描く絵と実験的な電子音楽、シンセサイザー、ロボットを模倣した歌声で世界的に有名になった、マルチメディア・プロジェクトのパフォーマンスグループ。その未来的なヴィジョンでデジタル時代の音を生み出す彼らの曲には、技術的革新と合成声、コンピューターによるリズムが混合し、エレクトロ、ヒップホップ、テクノなど、世界の現代音楽からの影響が感じられる。その「クラフトワーク」が2015年11月11日、スポルティング・モナコで3Dコンサートを行う。
2012年にニューヨーク近代美術館(MOMA)でコンサートを上演し、それまでに発表した全てのレパートリーを演奏したクラフトワーク。このコンサートは大成功をおさめ、クラフトワークはMOMAに続いてロンドンのテート近代美術館のタービンホール、シドニーのオペラハウス、ロサンジェルスのウォルト・ディスニー・コンサートホール、ベルリンの新国立美術館、パリのルイ・ヴィトン財団でもコンサートを行った。また、2014年には、メンバーのラルフ・ヒュッターとフロリアン・シュナイダーが、そうした活動が高く評価され、グラミー賞を受賞している。
Kraftwerk 3-D en concert
公演日 |
2015年11月11日 |
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開演時間 |
20:30 |
会場 |
スポルティング・モナコ |
ウェブサイト |