2022年は開館200周年を迎えるマウリッツハウスで名画を楽しむ!
オランダ第3の都市デン・ハーグにある「マウリッツハウス」は、オランダの黄金時代を代表する画家フェルメールの《真珠の耳飾りの少女》をはじめ、レンブラントの《テュルプ博士の解剖学講義》、ファブリティウスの《ごしきひわ》、ポッターの《牡牛》など、珠玉の作品を所蔵するロイヤル・ピクチャー・ギャラリーだ。開館200周年にあたる2022年は、様々なイベントや記念特別展が予定されている。
まず最初は、<花の静物画>をテーマにした特別展(2022年2月10日~6月6日)。マウリッツハウスは、ヤン・ブリューゲル、アンブロシウス・ボッサール、ヤン・ダービッズ・デ・ヘーム、レイチェル・ライシュなどの<花の静物画>の数々を所蔵しており、同館の常設展の中でも高い人気を誇っている。それに世界各国から貸し出される作品の展示を加える、<花の静物画>の背景にある物語を知ることができる。
また、夏(2022年6月30日~8月28日)には<写真>に関する特別展を開催。マウリッツハウスの常設展にはコンテンポラリーフォトグラフィーもあるが、単に有名な写真家の作品だけでなく、新しい才能を持つ世界の写真家、ドキュメンタリー写真家らによるマウリッツハウスのコレクションや、建物をモチーフにした作品を展示する。
なお、200周年記念の最後を飾る特別展は、2022年9月29日から2023年1月15日までの開催予定。詳細は、後日発表される。
het Mauritshuis
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