ポルトの「WOW ポルトカルチャーディストリクト」にミシュラン星付シェフがシグネチャーレストランをオープン！
新たなシグネーチャーレストラン「ミラミラ・バイ・リカルド・コスタ」
画像提供：WOW, The Cultural District, Porto
「国益プロジェクト」として2020年8月にポルトガル発祥の地ポルトにオープンした「WOW ポルトカルチャーディストリクト」（以下、WOW）は、数百年の歴史がある古いワインセラーを転用・リノベーションして没入感あるインタラクティブな文化体験と様々なダイニングオプションからなる複合施設。そのWOWにミシュラン2ッ星レストラン「ザ・イエットマン・ホテル」のエグゼクティブシェフ、リカルド・コスタ氏が指揮するシグネチャーレストラン「ミラミラ・バイ・リカルド・コスタ」が、屋上にオープンした。
＜世界遺産の町＞の大パネラマに展開する同レストランは、魅力ある「WOW」のグルメアトラクションとして位置づけられる。WOW」がポルトガルの伝統を重んじるように、「ミラミラ」で展開されるリカルド氏のメニューも季節の食材を尊重し、細部までこだわったポルトガルの伝統料理が堪能できる。
エグゼクティブシェフのリカルド・コスタ氏
画像提供：WOW, The Cultural District, Porto
レストランでは、肉料理、魚料理、ベジタリアンから選択できるアラカルトと2種類のテイスティングメニューを提供。ディナータイムには屋上のテラス席で星空の下、歴史的な風景を眺めながらのアペタイザーでスタート。
続いてメインダイニングで「モレハス（子牛の胸腺）、甲殻類とフダンソウのブラディマリーとともに」や、「発酵キュウリとタカアシガニのカネロニ、ハラペーニョのエスプーマとスイートコーンのカリカリフライ添え」など、都会的で若々しい多才さが沸き上がるコンビネーションが供される。
スパイスが香るエクルビスのタルタルには、青りんごととり皮がそえられ、味の決め手には出汁が使われている。
画像提供：WOW, The Cultural District, Porto
タコのカルパッチョの上に載せられたヒメジには、ピーマンムース、炙りパプリカのブイヨン、カラフルな春サラダの取り合わせ。塩ダラのフェジョアーダには近海の小エビとタラのタコスが添えられ、スプリングラムのローストは相性の良いナス、ロメスコソース、ワケギで仕上げている。
また、デザートメニューでは、シェフ出身地アヴェイロの名物菓子「オヴォシュ・モーレス・ニト」をはじめ、「ブラッドオレンジとサフラン」「ピスタチオとチョコレートのタコス」のコスタシェフが考案した3つのモーメントが楽しめる。
この食体験を補完するワインリストも、ポルトガルを象徴するフレーバーに国際的なニュアンスを加えるという手法でデザイン。有名なポートワインハウスだけでなく、小規模生産者、有機農産物、再生農業にも焦点が当てられている。
Mira Mira by Ricardo Costa
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