今夏、ベルギューン駅前に「アルブラ鉄道博物館」がオープン
 レーティッシュ鉄道アルブラ線とともに沿線の周辺風景として世界遺産に認定されているアルブラ谷のベルギューン村。この夏、このベルギューン駅前広場に「アルブラ鉄道博物館」が誕生する。
レーティッシュ鉄道アルブラ線とともに沿線の周辺風景として世界遺産に認定されているアルブラ谷のベルギューン村。この夏、このベルギューン駅前広場に「アルブラ鉄道博物館」が誕生する。
駅前にあったかつての武器庫を全面改修して造られたこの博物館には、地下がシャウデポ(展示車庫)となり、車両や線路などをそのまま展示されるスペースとなっていて、レーティッシュ鉄道の駅員室やベルギューン・フィリズール観光局のオフィスが併設される1階は、年に2回ほど予定されている「時刻表」や「ロイヤル・トレイン(王侯貴族が楽しんだサロン列車)」などの企画展で利用される他、ベルンハルト・ターヌッツァー氏によって1950年~60年代のアルブラ線の状況がディテールまでこだわり完全に再現した大作、ジオラマ模型の展示ゾーンとして使用される。
2階は常設展となっていて、850平方メートルのスーペースに数々のトンネルや跨線橋があるアルブラ線の困難な工事の歴史や、同じく世界遺産の鉄道ベルニナ線など、レーティッシュ鉄道全体の歴史や文化が紹介される。また、博物館前にはGe6/6形電気機関車407号「クロコダイル」を改修し、最新の技術を駆使したシュミレーターを運転席に設置した体験型アトラクションもある。世界遺産の鉄道の歴史と奥深い文化を体感できる博物館この「アルブラ鉄道博物館」は、2012年6月2日のオープン予定。
Bahnmuseum Albula
| 開館期間 | 12~10月 | 
|---|---|
| 時間 | 火~金 10:00~17:00 土・日 10:00~18:00 | 
| 休館日 | 月曜 | 
| 入館料 | CHF 12.00 | 
| ウェブサイト | 
(写真はイメージです)
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