英国政府観光庁とH.I.S共催「Music is GREAT キャンペーン」
音楽をテーマにした英国の旅
1960年代に一世を風靡したビートルズから伝説のロックバンド QUEEN、今月8年ぶりの来日で話題となっているザ・ローリング・ストーンズ、そして最近、若者を中心に人気沸騰中のワン・ダイレクションに至るまで、長年に亘り偉大なミュージシャンを次々に輩出し続けている英国のミュージック・シーン。英国の音楽産業は、今や観光においても大きな役割を占めている。
2012年のデータによると、音楽を目的とする英国への旅行者はおよそ650万人で、その消費額は22億ポンド(約3740億円)におよぶなど、英国の経済に莫大な利益をもたらすと同時に、24,000人もの雇用を生み出している。
英国政府は2011年より産業・貿易・投資・観光・スポーツ・文化などの分野において、英国の魅力を世界に向けて訴求するグローバルカントリー・ブランディング「GREAT キャンペーン」を展開しているが、こうした背景を受け「音楽ツーリズム」も同キャンペーンの重要テーマの一つに位置づけられている。
そのGREATキャンペーンの一環として英国政府観光庁 東京オフィスは、英国で今話題のブリティッシュ・ソウル&ジャズバンド「ストーン・ファンデーション」を招き、2月12日から2月15日まで都内でミュージックイベントを開催した。
今回来日した「ストーン・ファンデーション」は、今年生誕450年で沸く偉大なる劇作家シェイクスピアの故郷、ストラットフォード・アポン・エイボンのあるウォーリックシャー出身の7人組バンドである。
同イベントでは、このストーン・ファンデーションによる熱いライブが繰り広げられた他、13日にはメディア関係者を招いた音楽ツーリズムに関するプレゼンテーションも行われた。
その中で、同庁がオススメする音楽デスティネーションとして、世界最高峰の音楽やパフォーマンスが体験できるロンドンをはじめ、ビートルズの故郷であるリバプール、毎週130ものライブが開催されるユネスコ音楽都市グラスゴーなどを紹介。
また、イングランド・サッカーの殿堂として知られるマンチェスターも注目の音楽デスティネーションであることに言及した。
マンチェスターは、マッドチェスター・ムーヴメントの中心的な存在として活躍したストーン・ローゼズが結成された町。伝説のナイトクラブ「ハシエンダ」はすでに閉鎖されたものの、マンチェスターのミュージックシーンは、かつてない程の盛り上がりを見せているという。また、夏の音楽フェスティバルの開催地としてはエディンバラやコーンウォールを、その他すでに定着したグラストンベリーに代わる注目の夏フェス開催地として、海沿いの町ブライトンを挙げている。
VisitBritain × H.I.S. Music is GREAT Campaign
実施期間 |
2014年2月13日~3月12日 |
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ウェブサイト |
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協力 |
ヴァージン アトランティック航空 |