スコットランド政府より観光大臣が来日 ツーリズム・ネットワーキング・レセプションを開催
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ポール・マデン駐日英国大使(左)とフィオナ・ヒスロップ文化・観光・対外関係大臣(中央)
フィオナ・ヒスロップ大臣は冒頭の挨拶で、外国人誘致促進キャンペーン「今こそスコットランドを訪問する時 =ScotlandisNow」を発表。これはスコットランド政府を筆頭にスコットランド開発公社、ビジット・スコットランドにとどまらず、ハイランド・アイランド開発公社や大学も巻き込んだグローバル規模のプロジェクトで、外国人訪問客の誘致や投資の促進に向けた各種プロモーションを展開する。
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ビジット・スコットランドのクリスティーナ・ブルンス氏
大臣の挨拶に続き、ビジット・スコットランドのシニア・マーケティング・マネージャーであるクリスティーナ・ブルンス氏が登壇。「なぜ今スコットランドがお勧めなのか」についてプレゼンテーションを行い、スコットランドが英国の旅行ガイド誌で「世界で最も美しい国」に選ばれたことを紹介するとともに、スコットランドには「ラグジュアリーな旅」、古城などの豊富な「歴史遺産」、「ツイード」や「スコッチウィスキー」、そして「ゴルフ」といったスコットランド独自の文化やイベントが豊富に揃っていると強調。さらに2023年の「欧州文化首都」に選出されたダンディに2018年秋、隈研吾氏設計の「ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム」が開業すると紹介した。
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クリエイティブ・スコットランドのローナ・ドゥグッド氏
さらに今回は、スコットランドの芸術イベントなどの広報を担う「クリエイティブ・スコットランド」の担当者も来日し、「エディンバラ・フェスティバル」では毎日市内各所で1000ものパフォーマンスが行われ、FIFAワールドカップに匹敵するほどの集客力があること、またグラスゴーでは2019年1月に音楽フェスティバル「ケルティックコネクション.」が、同年4月に開催される国際ダンスイベント、7月の「マーチャント・シティ・フェスティバル」など、多彩なイベントが多数予定されていると紹介した。