北ウェールズのコンウィ城、姫路城と姉妹城提携を締結

2019年10月31日 掲載

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コンウィ城にとって初となる姉妹城提携は、英国ウェールズ政府日本代表事務所と北ウェールズ観光局が姫路城に対し、ウェールズと日本の文化・芸術・教育・観光のつながりを強化する提案をしたことがきっかけで始まった。

今後は、ウェールズと日本の持続可能な観光を促進するのみならず、コンウィ城と姫路城の歴史や周辺地域の理解を深めるための教育プロジェクトも計画。文化およびスポーツの分野での技術や専門知識の交換を通じ、さらなる交流を目指す。


Conwy Himeji

画像提供:英国ウェールズ政府



北ウェールズにあるコンウィ城は、1283年に当時のイングランド王であるエドワード1世の命により築城された城。8つの大きな円塔で構成され、内壁が外壁より高いことから、同心状の防御的建築物の完璧な例と言われている。

一方、毎年300万人近くが訪れる姫路城は、トリップアドバイザーの「日本の城ランキング」において4年連続で1位に選出されている日本屈指の人気を誇る城。武士の衣装を着た「甲冑隊」が入城者を出迎えてくるこの城は、1967年公開の映画『007は二度死ぬ』のロケ地としても知られている。

いずれも世界遺産に登録され、両国においての重要な歴史遺産であるとともに、人気の観光資源となっている。


Conwy

コンウィの街並み 画像提供:英国ウェールズ政府



なお、本プロジェクトを支援する英国ウェールズ政府とその歴史遺産管理機関「カドゥ」は、本提携を記念して日本語版のコンウィ城ガイドブックを製作している。

Cadw - Conwy Castle

ウェブサイト

https://cadw.gov.wales

情報提供:英国ウェールズ政府


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