アゼルバイジャン観光局、東京でB2Bワークショップを開催

2025年09月30日 掲載

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去る9月11日にアゼルバイジャン観光局が東京で開催した商談会には、現地の関係関連企業「アブシェロン・ホテルグループ」「ワンダーウェイ・トラベル」「CCAトラベル」の3社が参加。日本の旅行会社との間で具体的な商品造成や新たなパートナーシップに向けた積極的な議論が交わされ、大手旅行会社からはアゼルバイジャン観光局との協業を深めたいとの強い要望や期待が寄せられた。



ワークショップ出展者

商談会に出展した現地サプライヤー




商談会に続いて行われたネットワーキングイベントでは、アゼルバイジャン伝統音楽やダンスパフォーマンスを披露。出席者はアゼルバイジャンの文化とホスピタリティを体験した。

ユネスコ無形文化遺産に登録されている伝統音楽「ムガム」は、アゼルバイジャンの魂そのもの。結婚式や宗教的な行事、文化的イベントなど、様々な場面で演奏されている。民族舞踊にもシェキの「ヤッル」、ガンジャの「タンゴズ」、バクーの「レズギンカ」など、地域ごとに様々な舞踊スタイルが存在する。

ゆっくりとした優雅で滑らかな動きを特徴とする女性のダンス。それとは対照的に男性のダンスはテンポが速く、ダイナミック。そのしなやかな足さばきは、クラッシックバレエを連想させる。これはぜひアゼルバイジャンへ行って、その目でじっくり堪能いただきたい。



アゼルバイジャンの伝統舞踊

人々の生活に溶け込んでいるアゼルバイジャンの伝統舞踊




日本で人気のTVドラマの続編のロケ地として注目を集めているアゼルバイジャンは、中央アジアに位置するコーカサスの3ヶ国の中で唯一のイスラム教国。親日国としてもよく知られている。

国家としての歴史は5000年に及び、様々な文明の影響を受け、多様な文化が形成されたアゼルバイジャンには「城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔」「ゴブスタンのロック・アートと文化的景観」「シェキの歴史地区とハーンの宮殿」「ヒルカニアの森林群」「キナルグ人の文化的景観と移牧の道カッチヨル」の5つのユネスコ世界遺産がある。

首都はバクー。「第2のドバイ」とも呼ばれる石油大国で、アゼルバイジャン語で「燃える山」を意味するヤナルダーグでは、地中から沸き上がったガスが自然発火。燃え続けるその様は、魅惑的な自然の驚異を感じさせる。

自然や文化だけでなく、健康や癒しなど旅のテーマは様々。近年は、アウトドア・アクティビティーを楽しむ観光客が急増している。


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