西オーストラリアからやって来た世界一幸せな動物「クオッカ」

2020年06月25日 掲載

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西オーストラリア、州都パースの沖合およそ19キロに浮かぶロットネスト島は、世界で唯一となる野生のクオッカの生息地。クオッカはオーストラリア固有の有袋動物ワラビーの仲間で、一緒にセルフィーができてしまうほど人懐っこく、いつも笑っているような口元から<世界一幸せな動物>と呼ばれている。本来夜行性で、夕方前から翌朝にかけて活発に活動する。

野生のクオッカが生息する「ロットネスト島」という島の名前は、オランダの探検家が上陸した際、クオッカをネズミと勘違いして「ネズミの巣」と名付けたことに由来している。青く透明な海に囲まれ、美しい白浜のビーチが点在する、島全体がA級自然保護に指定された国立公園でもある。


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画像提供:西オーストラリア州政府観光局



たくさんの野生動物が生息する西オーストラリアでは、ビーチで遊ぶカンガルーや、赤土の大地に佇む野生のエミューなどにも出会え、世界遺産にも登録されているシャークベイやニンガルーリーフでは多様な海洋生物にも出会える。

野生のイルカをビーチから間近に観察したり、美しいサンゴ礁の海でジンベエザメやザトウクジラ、マンタなどと遊泳できたり、南極海でのオルカの群れとの遭遇するなど、感動的なたくさんの出会いが待っている。


日本にやって来たクオッカに会いに行こう!

この春、埼玉県東松山市にある「埼玉県こども動物自然公園」の開園40周年を記念し、オーストラリアにある「フェザーデール野生生物園」から、オス2頭とメス2頭のクオッカが贈られた。


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© 埼玉県こども動物自然公園



これまで動物園のウェブサイトやSNSなどで愛くるしいその姿が見られたが、ついに7月1日から一般公開がスタート(要整理券)する。オーストラリア以外の動物園でクオッカが見られるのは、この「埼玉県こども動物自然公園」が初めてとなる。
観覧方法などの詳細は、動物園のオフィシャルサイトにて。

埼玉県こども動物自然公園 

ウェブサイト

http://www.parks.or.jp/sczoo/

備考

・クオッカ観覧には整理券が必要(無料)
・2020年7月10日までは平日のみ開園(予定)

情報提供:西オーストラリア州政府観光局


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