エアカランとJALのコードシェア発表で益々近くなる「天国に一番近い島 ニューカレドニア」

2019年10月01日 掲載

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ニューカレドニア観光局がエアカランとセールスミッションを共催



原田知世さん主演の角川映画『天国にいちばん近い島』(1984年公開)でもお馴染みのニューカレドニアは、約8時間半でアクセスできる日本から最も近いフランスだ。日本との時差はわずか2時間。歴史的なつながりから親日家が多く、近年ブーム再燃を予感させる南太平洋に浮かぶ島である。

会見ではまず、ニューカレドニア観光局(本局)の局長であるジャン=マルク・モスラン氏が挨拶。続いて日本マーケットの動向に触れ、日本がフランス(31%)とオーストラリア(19%)に次ぐ重要なマーケットであることを強調するとともに、2017年の日本からの訪問者数は2013年より約40%もアップしていると胸を張った。


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登壇した日本支局長の小早川薫氏(左)と本局長のジャン=マルク・モスラン氏(右)



また、今後については新たな政権の発足を受け「責任ある持続可能なツーリズム」を展開していく方針でることを明らかにし、具体的には<環境と地元文化の保護>にはじまり、2019年7月以降は<スーパーマーケットを含む店舗でビニール袋の使用が禁止>された他、同年9月からは<プラスチック製ストローおよび綿棒の使用が禁止>し、さらに世界自然遺産「世界最大の礁湖」や「ハイキング、カヤック、マウンテンバイクなどが楽しめる州立公園」など、ニューカレドニアの自然資産の活用を目指す。

インフラ面においては、中心都市であるヌメア港湾エリアにレストラン、ショッピングやエンターテイメント施設を集めたプロムナードを整備、また「オセアニア文化村プロジェクト」や、新たな国際ブランドによる「ホテル開発プロジェクト」も進行中であることも発表した。


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エアカランCCOのウィリアム・ルグラン氏(中央)



一方、セールスミッションを共催したエアカラン(SB)CCOのウィリアム・ルグラン氏は、この会見の席で2019年12月3日よりJALとのコードシェアを開始すると発表した。

1983年に設立したエアカランは、シドニーやブリスベン、メルボルン、オークランド、東京、関空、バヌアツ、フィジー、タヒチなどに路線を開設するニューカレドニアの航空会社。この夏、日本路線にエアバス A330-900neo型機を投入したことでも記憶に新しい。

コードシェア便の対象となる路線は、エアカランが運航する成田・関西とヌメア線で、JALの方は羽田と大阪(関西・伊丹)・札幌。福岡線、さらに成田と大阪(伊丹)・名古屋(中部)・札幌・福岡線となる。

このコードシェアに伴い日本からニューカレドニアへのネットワークが拡大し、益々の両国の交流促進が期待される。なお、エアカランの成田・関西とヌメア間にはJAL便名(JL)が付与され、JAL側の一部国内線にエアカランの便名(SB)が付与される。フライトの詳細は、エアカランのウェブサイトを参照。

Aircalin

ウェブサイト

https://jp.aircalin.com/jp


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