モナコの象徴「オテル・ド・パリ・モンテカルロ」が大規模工事を終えリニューアルオープン!
『今までに建てられたあらゆるホテルを凌駕するものにしたい』という創業者フランソワ・ブラン氏が抱いた夢に基づき、2014年から4年の歳月を費やして大規模なリノベーションを行った「オテル・ド・パリ・モンテカルロ」。部分的な取り壊しや改築、空間の調和、新たなスペース創出やエクスクルーシブスイートルームの開発、新形態のレストランなど、この再生プロジェクトを委ねられたのが、建築家のリシャール・マルティネとガブリエル・ヴィオラの両氏だ。
今回はリノベーションは段階的に行われ、少しずつ新たらしい姿を見せ始めたのが2017年5月頃。ロトンド翼の新しい客室はどこまでも美しく、同年11月にはアルベール2世公とステファニー公女臨席の下、瀟洒な「ダイアモンド・スイート・プリンセス・グレース」がお披露目された。このダイアモンド・スイート・プリンセス・グレースは、同ホテル中で現在、最もエクスクルーシブな客室となっている。
客室は全207室。スイートルームが45%、それ以外の客室が55%で構成されている。フレンチ・リヴィエラでも類を見ない最高級スイートルーム2室を有し、今や伝説となったバー、世界で最も充実したプライベートワインセラー「ラ・カーヴ・ド・ロテル・ド・パリ」などが備わっている。
また、ホテルの1階には今回のリニューアルに伴いアラン・デュカス監修の地中海をテーマにした新コンセプトレストラン「ÔMER」も新規でオープン。さらにホテルの中央にパティオも新設され、緑あふれる美しい空間に「メゾン・グラフ」や「ハリー・ウィンストイン」といった世界的な宝飾店が軒を連ねている。
Hôtel de Paris Monte-Carlo
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