MSCクルーズが新プロダクト「ジャパン・クルーズ」を発表

2017年04月07日 掲載

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地中海で生まれた生粋のイタリアクルーズ会社「MSCクルーズ」が7日、駐日イタリア大使公邸においてジョルジョ・スタラーチェ駐日大使臨席の下、新プロダクトの発表会を行った。同社は、2018年に創業10周年という節目の年を迎える。

そうした記念すべき年に運航されるのが、MSCスプレンディダによる初の日本発着クルーズ「日本の美を再発見する10日」。今回の発表会には、寄港地に選ばれた6都市から知事や港湾、観光PRの担当者らも同席し、会場はお祝いムードに包まれた。


「ジャパン・クルーズ」の発表会

寄港地の代表者も駆けつけたMSCクルーズ「ジャパン・クルーズ」の発表会



本クルーズでは、MSCスプレンディダは2018年5月6日に横浜を出港し、伏木富山、金沢、舞鶴へと向かい、韓国の釜山を経由し、鹿児島、高知に寄港して横浜へと戻る。その発着地となる横浜は、MSCクルーズにとって、日本での「母港」となる。

「MSCスプレンディダ」は、同社が保有する最大級の客船(総137,936トン)。2009年に造船され、1,637(うち76%がバルコニー付き)のキャビンを有する。最大定員は4,363名で、イタリアのスタイリッシュなデザインや地中海のライフスタイルと共に、日本のおもてなしを意識したイタリアらしいホスピタリティを提供する。


オリビエロ・モレリ氏

「ジャパン・クルーズ」を発表したMSCクルーズジャパン代表取締役社長のオリビエロ・モレリ氏



本クルーズが運航される2018年は、日本にとっても明治維新から150周年という記念すべき年にあたり、そうした中に停泊地として幕末の志士を多数輩出した鹿児島や土佐が含まれているのも興味深い。また、寄港地の一つである鹿児島県は、MSCクルーズが拠点とするナポリの姉妹都市でもある。

MSCスプレンディダ 日本の美を再発見する10日間

日程

2018年5月6日(日)~5月15日

航路

横浜~(終日航海)~伏見富山(富山県)~金沢(石川県)~舞鶴(京都府)~釜山(韓国)~鹿児島(鹿児島県)~高知(高知県)~(終日航海)~横浜

代金

1名(2名1室利用時)98,000円~
ただし、政府関係諸税および港湾税、船内チップは別途

ウェブサイト

http://www.msccruises.jp


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