日本初入港のMSCベリッシマ 2024年冬季の新航路を発表

2023年05月02日 掲載

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MSC Belllissima

4月26日に横浜港に入港した「MSC ベリッシマ」




2019年に就航した「MSCベリッシマ」は、世界でも成長著しいイタリアのクルーズ企業「MSCクルーズ」が運営する次世代大型客船(マルタ船籍)。姉妹船のメラビリアクラスとしては2隻目になる。船舶の大きさを示す総トン数は171,598トン。全長315.83メートルで、およそ5700名を収容できる。地中海を思わせる洗練された内装とカジュアルな雰囲気で、クルーズ初心者にも人気が高い。



MSC Bellissima Arrival Ceremony

船内で行われた入港式の様子
記念品を交換するラウロ・マレスカ船長(左)と平原敏英横浜副市長(右)




2023年は「MSCクルーズジャパン」の設立から15年という節目の年にもあたることから、入港した翌日の27日に船内で寄港式とあわせた記念式典が催された。

記念式典には、MSCクルーズからはジャンニ・オノラートCEOとMSCクルーズジャパン社長のオリビエロ・モレリ氏が、横浜市から平原敏英副市長、中野裕也港湾局長、宮田綾子みなと賑わい振興部長が出席し、ラウロ・マレスカ船長が日本語で挨拶を述べた後、記念品の交換が行われた。

平原副市長によると「MSCベリッシマ」は今年、横浜を27回発着する予定だという。



MSC Bellissima Winter Cruise

2024年の「冬季沖縄クルーズ」の販売開始を発表する
MSCクルーズジャパン社長のオリビエロ・モレリ氏




記念式典後の記者発表会では、MSCクルーズジャパン社長のモレリ氏が挨拶。コロナ禍の大変厳しい時期を支えてくれたパートナーや友人に謝意を伝えるとともに、15周年を迎えたMSCクルーズジャパンの日本における継続的なサービスや、販売が開始された「冬季沖縄クルーズ」を発表した。

これは、沖縄を起点に冬の南国を巡るショートクルーズで、2024年1月から3月までに計12本(4泊5日と5泊6日を各6本)催行予定。この春、横浜を母港に日本における新しいクルーズの時代を切り開いた「MSCベリッシマ」は、2024年1月に那覇へと移動し、冬でも暖かな石垣島、宮古島、基隆(台湾)を巡る。MSCクルーズにとって初となる、日本での通年のクルーズが就航する。



MSC CEO - Gianni Onorato

横浜入港に合わせて来日をしたMSCクルーズCEOのジャンニ・オノラート氏




続いて、横浜入港にあわせて来日をしたジャンニ・オノラートCEOも登壇し、日本でのクルーズ再開の喜びを伝えるとともに、MSCクルーズのこれまでの軌跡を紹介。さらに液化天然ガスを再生可能燃料すること、2050年までに温室効果ガスの排出量ゼロを目指すなど、より持続可能な未来へ向けた取り組みを発表した。

オノラート氏はまた、「貨物事業ではすでに世界第1位を獲得しているものの、クルーズ業界では世界第3位の規模にとどまっていることから、今後はクルーズ業界においても世界第1位を目指していく」との抱負も語っている。

MSCクルーズは現在、2003年にイタリア出身の大女優ソフィア・ローレンがゴットマザーとなって華々しくデビューした「MSCリリカ」から、2022年に就航した「MSCワールドエウローパ」と、海上の環境に最も配慮をした「MSCシースケープ」まで、21のモダンなクルーズ船を保有しているが、2025年までには23隻まで増加するとしている。2023年には「MSCエウリビア」の就航が予定されている。



MSC Bellissima Mediterranean Cuisine

船内には地中海の味覚が堪能できるダイニングも




最新の設備とテクノロジーを備え、オールシーズン、世代に関係なく楽しめるクルーズ体験を提供するMSCクルーズ。洋上のプロムナードが印象的な「MSCベリッシマ」の船内には、屋外ウォーターパークやキッズ専用エリアも完備されているほか、2つのMSCクルーズのオリジナルショーなどのエンターテイメントも充実。夏の「日本と韓国を巡るサマークルーズ」では船上での花火観賞など、船でしか体験できないコースが設定されている。

また、船内には9のダイニングと20のバーがあり、クルーズ中は国際色豊かな食事が堪能できる。料理長は、日本におけるヴィーガン・プラントベース調理の第一人者として活躍する杉浦仁志シェフが務めている。



The Yacht Club Roof Top Bar

ヨットクラブゲスト限定のルーフトップバー




「船の中にある特別な船」をコンセプトにしたMSCヨットクラブでは、24時間対応のバトラーサービスをはじめ、専用プール、ラウンジ、コンシェルジュデスクなどがあり、ヨットクラブゲスト限定の極上のクルーズ体験が満喫できる。

今年は「MSCベリッシマ」で、日本人ゲストに調和する「地中海のおもてなし」を体験してみよう!

MSC Cruises Japan

URL

https://www.msccruises.jp


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