創立90周年を迎えるエールフランス航空 3つの「F」をコンセプトにした新ビジネスクラスシートを披露
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エールフランス航空の新ビジネスクラスシート
2023年10月7日に創立90周年を迎えるエールフランス航空は、この節目の年に相応しい、デザインを一新したアイコニックな新ビジネスクラスシートを報道関係者向けに公開。9月12日から14日まで東京ミッドタウン(東京都港区)のガレリアB1Fにあるアトリウム内イベント会場で、同社ビジネスクラスの最新型フルフラットシートの体験イベント(事前予約優先)を実施する。本イベントでは、実際に座って、操作などしながら、高い居住性と機能を併せ持ったシートが体験できる。
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新ビジネスクラスシート体験会場の様子
「空の上のエレガンス」をグランドコンセプトに、常に優れた快適性を追求し、新しいプロダクトやテクノロジーの導入に努めてきたエールフランス航空。「今回紹介する新ビジネスクラスシートは、フランスの旅文化や美意識を体現化したものである」と、日本・韓国・ニューカレドニア支社長のボリス・ダルソー氏は胸を張る。
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日本・韓国・ニューカレドニア支社長のボリス・ダルソー氏
日本・韓国・ニューカレドニア地区コマーシャルダイレクターのシモン・ラウトホフ氏によると、新ビジネスクラスシートは3つの「F」がコンセプトとなっている。
まず一つ目が、全長200センチメートル、幅50センチメートルのベッド仕様は、アームレストを格納することで幅を広げて利用できる「フルフラット」。二つ目が1-2-1のシート配列はそのままに、アームレストが好みの高さに調整でき、全席から通路に出られるなどアクセシビリティが向上した「フルアクセス」。そして、通路側のスライドドアと中央席の可動式パーティションで各座席の独立性を保ち、ホテルでお馴染みの「Do not disturb」のサインボタンも配置される「フルプライバシー」である。
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新ビジネスクラスシートの仕様を説明する
日本・韓国・ニューカレドニア地区コマーシャルダイレクターのシモン・ラウトホフ氏
また、扉付きの個室型フルフラットは4Kモニターを設置。Bluetoothにも対応。エールフランス航空のエンブレムにもある「タツノオトシゴ」が描かれた小さなキャビネット中には、モニター用リモコンやバニティミラーとともに有線のヘッドフォンが収納されているが、手持ちのBluetooth機能が付いたヘッドフォンやイヤフォンでも接続できるという。さらに電源は、ユニバーサル仕様のACコンセントのほかにも、USB Type-A/Cが1系統ずつ装備されている。
最高レベルの快適性を提供する新ビジネスシートは、従来型機と比較してや経済面に優れ、燃費効率の良いボーイング777-300ER型機とエアバス A350-900型機に搭載される。
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「フルプライバシー」が確保された座席
エレガンスと旅文化を語る上で欠かせないのが、美食文化とガストロノミーの存在だ。エールフランス航空では、ミシュラン星付きシェフならびにパティシエ 17名、世界最優秀ソムリエコンクルールの優勝者と協業し、機内での相違に溢れた、洗練されたフランスの料理をを提供している。
本イベントでは、パートナー企業であるヴランケンポメリージャパン提供のシャンパーニュ、ヴァローナ ジャポン提供のチョコレートとともに、エールフランスの日本発の機内食を手掛ける株式会社ティエフケーが特別に用意したカナッペも提供された。
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ヴランケンポメリージャパン提供のシャンパーニュ(左)
ヴァローナ ジャポン提供のチョコレート(右)
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日本発の機内食を手掛ける株式会社ティエフケー 総料理長の渡邉直人氏(左)
イベントのために特別に用意されたカナッペ2種(右)
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エールフランス航空ビジネスクラス機内食(例)
日本を戦略的に重要なマーケットと位置づけ、2023年9月現在、羽田、成田、関空の3空港に就航するエールフランス航空。ダルソー氏によると、2023年の冬季スケジュールも順調に増便を予定しており、羽田は週14便、成田と関空はそれぞれ週3便で運航予定だという。また、同氏は「今後もネットワークの拡大と共に、日本市場において、より快適でサステナブルな航空旅行を提供する」と述べている。
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本イベントのために来日した
ボリス・ダルソー支社長とシモン・ラウトホフ氏
Air France
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