フィンエアーが「七草」店主・前沢リカ氏監修の機内食 2019春メニューを発表

2019年02月15日 掲載

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2013年より長距離路線ビジネスクラスのカスタマーエクスペリエンスを向上すべく、世界各国のトップシェフと共同開発したシグネチャー・メニューを提供しているフィンエアー。今回メニューの監修をした前沢氏とのコラボレーションは、今季で1周年(5シーズン目)となる。


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前菜「春の七草花織り箱」 画像提供:フィンエアー



「春の七草花織り箱」と題した前菜は、前沢氏によるシグネチャー・メニューの原点ともいえる一品。お花見弁当に着想を得た料理で、同氏は『心待ちにしていた春の到来、お弁当を片手に淡く色づく桜の下で一献。私たち日本人にとってのお花見は春の心躍る一大行事。そんなわくわくした気持ちを詰め込みました。調味料に頼りすぎない食材そのものの味わいや、だしのうま味を利かせた春の一品一品をお楽しみください』と述べている。

また、メインの「鯛のグリル 蕗のとうソース添え」は、日本ならではの「海」と「山」の組み合わせが楽しめる料理で、春の代表的な味覚であるフキノトウをオリーブオイルでソースに仕立て、この食材を食べ慣れた人には新鮮な味わいが、初めての人には食材の持つほろ苦さを軽やかさが楽しめる味に仕上がっているという。


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メインの「鯛のグリル 蕗のとうソース添え」 画像提供:フィンエアー



前沢リカ氏は、茨城県のうなぎ料理店に生まれた。一旦はアパレル業界に入るも、好きなもの、食べ慣れたものを食べたいという想いから料理の道へ進み、いくつかの和食店での修業を経て、2003年に旬の野菜と乾物を主役とする和食店「七草」を開店した。前沢氏が慣れ親しんだ家庭料理をルーツに、古文書に描かれた江戸時代に食されていた庶民の味をアレンジしたものや、外国の料理にインスピレーションを得た枠にとらわれない、懐かしくも新しい野菜料理を提供している。


フィンエアー シグネチャー・メニュー(2019春)

 前菜:春の七草花織り(かおり)箱 ※前沢氏監修

  - 炙りホタテのマリネ 野菜添え(スナップえんどう、アスパラ、紅芯大根)
  - 苺白和え
  - 高野豆腐含め煮
  - 生麩百合根饅頭揚げ
  - 玉子焼き
  - 錦爽鶏 山椒焼き
  - 筍煮
  - 蕗
  - 菜の花
  - 巻き湯葉
  - 塩茹でそら豆
  - 蓮根甘酢漬け
  - 蕪と昆布のもみ漬け

 メイン  ※前沢氏監修

  - 鯛のグリル 蕗のとうソース添え
  - 豆ごはん

 デザート

フィンエアーでは、機内食は和食・洋食のいずれかが選べるが、シグネチャー・メニューは和食のみでの提供となる。なお、メニュー内容は3~4ヶ月ごとに変わる予定となっている。

Finnair Signature Menu by Rika Maezawa, Spring 2019

提供期間

2019年2月14日~6月5日

対象路線

成田/ヘルシンキ線のビジネスクラス

ウェブサイト

https://www.finnair.com/jp

情報提供:フィンエアー


(写真はイメージです)

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