キャセイ、全面改装したロンドン・ヒースロー空港のラウンジを公開
ファーストクラスとビジネスクラスの2つのエリアに分かれた新ラウンジ
キャセイパシフィック航空は2016年11月28日、ロンドン・ヒースロー空港の第3ターミナルに併設されたファーストクラスおよびビジネスクラスの新ラウンジを一部の乗客に披露。全面改装をされたこのラウンジは香港以外で唯一、ファーストクラスとビジネスクラスのエリアに分けられた「キャセイパシフィック・ラウンジ」となった。営業は、去る12月7日から開始されている。
新ラウンジのデザインには、ロンドンを拠点に活躍するイルゼ・クロフォード氏率いるスタジオイルゼを起用。数多くの受賞歴を誇る香港国際空港のキャセイパシフィック・ラウンジに倣って、モダンアジアの美的要素が取り入れられている。
今回のリニューアルに伴い、新ラウンジの総面積は30%拡張された1,200平米となり、床から天井までの大きな窓ガラスからは、空港の駐機場や北滑走路の様子が一望できる。落ち着いた空間と数々の快適な設備が整う新ラウンジは、キャセイパシフィックのブランド理念「Life Well Travelled」が具現化されている。
ヒースロー空港の新ラウンジでは、飲食施設の充実に重点が置かれ、特にファーストクラスの利用客への配慮を徹底している。注文を受けてからシェフが調理するでき立て料理がテーブル席で提供される「ザ・ダイニングルーム」に加え、時間帯に応じたメニューが提供される「ザ・パントリー」には、手軽に楽しめる品目が用意されている。
一方、ビジネスクラスのエリアでは、本格的中華料理を好む人に好評を博しているキャセイパシフィック・ラウンジの象徴「ザ・ヌードル・バー」、英国の伝統料理といった西洋メニューをはじめ世界各国の料理を取り揃えた活気溢れる「フード・ホール」、搭乗前に喉を潤すフルサービスのバーなどファーストクラスに勝るとも劣らない設備が整っている。
さらに、ファーストクラスおよびビジネスクラスの乗客がリフレッシュできるよう、一人掛けの特注ソロチェアーが配置され、8室のシャワースイートや静かに仕事ができるビューローも設置。観葉植物をふんだんに取り入れ、中国出身の著名アーティストであるハン・フェンが手がけた特別なアートを随所に配置するなど、就航地としてロンドン・ヒースローを重んじるキャセイパシフィックの意気込みが実感できるラウンジに仕上がっている。
ヒースロー空港の「キャセイパシフィック・ラウンジ」の営業時間は、月曜から土曜が午前5時半から午後10時半、日曜が午前7時半から午後10時半までとなっており、ファーストクラスおよびビジネスクラスの搭乗客とマルコポーロクラブのシルバー以上の会員、ワンワールドのサファイア以上の会員が利用対象となっている。
キャセイパシフィックは現在、香港/ロンドン・ヒースロー線でルート最多となる毎日5便を運航し、圧倒的な利便性と柔軟性を提供。2014年に就航した香港/マンチェスター線と、2016年9月に就航した香港/ロンドン・ガトウィック線を合わせると、キャセイパシフィックは香港/英国間で週43便のノンストップ便を運航しており、グローバルなネットワークを過去最大規模へと広げている。
Cathay Pacific
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(写真はイメージです)