キャセイ、「スマートバッグ」に関する新たな規定を導入

2018年01月12日 掲載

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キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空は、携帯用電子機器類の充電やキャスター付きの自走式キャリーバッグに動力を送るためのリチウムイオン電池を内蔵した新タイプの鞄「スマートバッグ」の携行に関し、新たな規定を導入した。


CX Manchester 2

画像提供:キャセイパシフィック航空



スマートバッグは携帯用電子機器とは見なされず、内蔵されている電池はパワーバンクや予備用リチウムイオン電池として取り扱われることになる。新たに導入する規定は、国際航空運送協会(IATA)が先ごろ示したガイドラインに沿ったもので、安全管理とリスク軽減のために世界各国の主要航空会社も同様の措置を取っている。

制限品や禁制品などを含めた手荷物に関する詳細、電池の携行に関する規定については、キャセイパシフィックのウェブサイトを参照。また、スマートバッグに関する乗客からの質問には、空港スタッフがその場で対応するとしている。


受託手荷物

2018年1月1日より、乗客は旅程のどの時点においても、スマートバッグを受託手荷物として預け入れることが必要になった際には、内蔵されている電池を取り外せることが必要となる。また、乗客は取り外したリチウムイオン電池を、機内持ち込み手荷物として機内に持ち込む必要がある。取り外された電池は、予備用リチウムイオン電池に関する現行規定に則って取り扱われる。

機内持ち込み手荷物

乗客が、機内持ち込み手荷物としてスマートバッグを持ち込む場合には、内蔵電池は取り外すことが可能、かつ電池は内蔵された状態でバッグを持ち込む必要がある。内蔵電池を取り外すことのできないスマートバッグは、機内への持ち込み、および預け入れはできない。


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