ターキッシュ、ボーイング777-300ERにトルコ製シートを初搭載

2017年06月13日 掲載

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ターキッシュ エアラインズはこの程、ハブ空港であるイスタンブールのアタテュルク空港にて、30機目となるボーイング777-300ERの導入イベントを開催した。

今回導入された777-300ERは、トルコブランドであるTurkish Seats Industries(以下、TSI)とボーイングのコラボレーションによるシートが初めて搭載された航空機。すべての国際規格に準拠したトルコ製のシートが搭載されている。


ボーイング777-300ER

ターキッシュ エアラインズ30機目となる「ボーイング777-300ER」
画像提供:ターキッシュ エアラインズ



ターキッシュ エアラインズの取締役会兼執行委員会会長を務めるイルケル・アイジュは、「当社は航空機の拡充を図っていますが、この30機目のボーイング777-300ER機が追加されたことで、近い将来TSIが業界をリードするブランドとなり、当社の航空機にとって重要な存在となることを期待しています。」と述べた。


導入イベント集合写真

ボーイング777-300ERの導入イベント
画像提供:ターキッシュ エアラインズ



TSIはトルコ初の航空機シートメーカーで、革新性と品質に優れた軽量な製品によって世界の航空機シート市場で重要な役割を担うことを目的に、ターキッシュ エアラインズとトルコの自動車部品会社であるAssan Hanilが設立したジョイントベンチャー企業である。

TSIは、デザイン、認可、生産のすべてをボーイングの予測よりも早く完了し、ターキッシュ エアラインズのボーイング777機(機体記号TC-JLK、メーカー製造番号60402)のエコノミークラス用シートを納品。これについてTSIのゼネラルマネジャーのCan Şaşmaz氏は「トルコの航空史の一端を担い、象徴的なボーイング777機にシートを提供できることを大変光栄に思う。」とコメントしている。


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すべての国際規格に準拠したトルコ製シートが初搭載
画像提供:ターキッシュ エアラインズ



ターキッシュ エアラインズは、1945年にDC-3/C-47機を採用して以来、ボーイングと長い歴史を共にしてきた。1960年代後半のジェット機時代に、DC-9、DC-10、および707の運航を開始、その後ボーイング727、757、MD-80から最新型の737、777と変遷してきました。なお、ターキッシュ エアラインズはボーイング社に対し、777型貨物機を2機、737 MAXを75機の発注している。

6年連続「ベスト エアライン ヨーロッパ」受賞、就航国数世界最大の120ヶ国・299都市に就航するターキッシュ エアラインズは、今後も世界最高のサービスで安全・安心な空の旅を提供していくとしている。


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