ユングフラウ鉄道グループ最新情報

更新日 : 2015年12月09日

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First_Cliff_Walk_gesamt

新アトラクション「フィルスト・クリフ・ウォーク BY TISSOT」
画像提供:Jungfraubahnen Management AG


人気のフィルストにスリリングな新アトラクションが登場!


2015年9月16日、スイスアルプスの雄大な景色を望む展望台で人気のフィルストに、ユングフラウ鉄道グループとそのパートナーである時計ブランドの「Tissot」が、空中散歩が楽しめる新アトラクション「フィルスト・クリフ・ウォーク BY TISSOT」をオープンした。

これはアイガー北壁に向かって突き出すように建てられた展望台へと繋がる、全長およそ250メートルのスリリングなアドベンチャー型絶景ウォーキングパスで、頂上駅付近(徒歩で約10分)のエントランスから、断崖絶壁に設置された桟道や吊り橋を進んでいく。所要時間はおよそ15分。夏でも冬でもフィルストが開いている期間であれば、無料で利用できる。

フィルストはまた、時速80キロで大パノラマの中を滑り降りるアトラクション「フィルスト・フライヤー」で話題になるなど、アドベンチャーの分野においても「TOP」を目指す。


2016年に周年を迎えるユングフラウ地方の歴史的出来事


スイスアルプス ユングフラウ ー アレッチ地域」が、2001年12月にユネスコの世界自然遺産に登録されてから15周年を迎える2016年は、その他にも記念すべき節目の年に当たる出来事が目白押しだ。

Interlaken

2016年で「インターラーケン」誕生から125年

現在は式典等の予定は特にないが、その一つが1916年8月23日に開通したブリエンツ~インターラーケン・オスト間の鉄道(現・ツェントラルバーン)が100周年。また、1891年8月14日に開通したラウターブルンネンからグリュッチアルプを経てミューレンを結ぶケーブルカー「ミューレンバーン」が125周年を迎える。
さらに槇有恒氏のアイガー東山稜初登攀(1921年9月10日)の95周年、秩父宮殿下グリンデルワルト滞在・ベルナーアルプス登山(1926年8月)から90周年に当たる。

2016年はまた、インターラーケン(旧名:Aarmühle)が、1891年12月5日の改名から125周年に当たることから、2016年6月10日から9月10日までの予定で、町の中心部にこれを記念した入場無料の「フェスティバルビレッジ」がオープン。ここを中心に、125の様々な祭事が年間を通じて予定されている。



フェスティバルビレッジのイメージビデオ (配信元:Verein Interlaken 2016)



2016年の注目イベント


2016年もたくさんのイベント開催を予定しているユングフラウ鉄道グループ。以下は、中でも注目イベント。

ワールドカップ ラウバーホルンスキーレース

86th Int. Lauberhorn Races

開催日

2016年1月15~17日

ウェブサイト

http://www.lauberhorn.ch


スノーペンエアーコンサート

SnowpenAir

開催日

2016年4月2日

ウェブサイト

http://www.snowpenair.ch


ユングフラウマラソン

Jungfrau Marathon Interlaken

開催日

2016年9月10日

ウェブサイト

http://www.jungfrau-marathon.ch


夢の「空中ゴンドラ」誕生に向けた新プロジェクトが進行中?!


世界の山岳登山鉄道を常にリードするユングフラウ鉄道グループは現在、グリンデルワルト・グルントからアイガーグレッチャーとメンリッヘンを空中ゴンドラで結ぶ「Vバーン プロジェクト」を進めている。

Eiger

近い将来、この山に新たな伝説が生まれる?

これはメンリッヘンバーンと共同で行っている新路線計画で、これが実現すればグリンデルワルトとユングフラウヨッホの間が現在の半分となる45分で結ばれ、ユングフラウヨッホ トップ・オブ・ヨーロッパを観光した後にフィルストやシーニゲ・プラッテ、ハーダー・クルムなどへの同日中のエクスカーションも夢ではなくなる。さらに空いた時間にショッピングなど、ユングフラウ地方での滞在をより有効活用できそうだ。
本プロジェクトは現在、まだ着工許可の取得に向けた公的な準備段階にあり、実現は早くとも2018年以降になる見込みだという。

ツェラーの志を未来へと受け継ぐユングフラウ鉄道グループは、昔も今も夢の登山鉄道グループ。近い将来きっと、また私たちの度胆をぬくような奇抜なアイデアで、アッと驚かせてくれるに違いない。この「トップ・オブ・登山鉄道グループ」の今後に、ますます期待したい!



 情報提供:ユングフラウ鉄道グループ 在日事務所


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